ガレコレ [Garage Collection]
必須目録
修練された基本的な動きにこそ、陽の奥義が見えるでしょう。
【奥義練習目録】
1. 半身
・立ち
・半身の切り替え
2. 基本の移動
・歩み
・入身
・流し 表/裏/しゃがみ
・波打ち
3. 波返し 表/裏
4. 手刀の鍛錬
・合気上げ
・天地投げ
・挟み投げ
・首投げ
5. 襟落とし
6. 山越え(合気入身投げ)
・半身
・誘い
・影踏み
・突っかけ
・くっ付き
・繋ぎ
・山越え
・埋め込み
・空間の開き
・仮想剣の弱点
・浮き流し
・返し
・白波
・背後霊
・やじろべえ
・大渦
7. 剣
・剣の押さえ(剣の弱点) 剣にて/徒手にて
・剣の素振り
・剣の流し 表/裏
・剣のかわし
8. 杖
・杖の素振り
・杖のかわし
9. 呼吸投げ
・相同じ手
・相反する手
・入身背面落とし
10.膝行
【奥義練習目録とは】
相手に触れず、相手を倒す。たしかに、そのような奥義技は存在していますが、その形を何百万回真似てみても、修得できるものではありません。相手に触れ、相手を感じて、その形に近づいていくのです。
練習の初期段階は、技の型を覚えるだけで精一杯です。少し段階が進むと、気を出して、型に付け足そうとします。そのうち、型は面倒臭くていらないなあと思うようになります。
そんな天狗の鼻が折れ、痛い目に遭って初めて、今のままでは駄目なんだと気づきます。技の型が綺麗にできても、自信に満ちた強い気があっても、所詮は張子の虎だった訳です。世の中には、これに気づくことなく、殻の中で内弁慶になる方が多い中、自分は幸せだったと感じます。技の型や術の本質を知りたいと切望し、基礎の細部に奥義を探すことになりました。これが、修練のターニングポイントだったと感じています。
では、最初から基礎を中心に練習すればいいということになりますが、技を後回しに基礎だけの繰り返しでは、そう長続きする人もいないでしょう。しかし、基礎に奥義を垣間見られたら、興味を切らすことなく練習できるのではないでしょうか。また、この基礎がどのように技へ繋がっていくのか知っておくのもよいでしょう。なお、説明のために小出しした技は、部分強調していて不完全な技なので、そのままでは使えません。本当の技は、基礎を半分修了して、黒帯になってから練習することとします。
奥義そのものを言われていてもピンとこない鈍臭い自分でしたが、基礎に充分に時間をかけることにより、比較的早い段階で、陽の奥義を感じられるのではないかと考えています。基礎を『奥義練習目録』と仰々しく呼んでいるのは、「奥義を修得することに、時間を使いなさい」という故先生の教えを、明確に伝えたいからです。
【固め】
1. 一教表 押し倒し、引き倒し
2. 二教 小手廻し
3. 三教 小手捻り(2本)
4. 四教 手首極め
5. 五教 関節極め
6. 六教 脇固め(立ち技)
7. 小手返し
8. 四方投げ
9. 藤下がり(立ち技)
10.腕ひしぎ十字固め(寝技)
11.一の字押さえ
【受身】
1. 後ろ受身
2. 前受身
3. 前方回転受身(前回り受身)
4. 後方回転受身(後ろ回り受身)
5. 捨て受身
6. 前宙受身(小手返しや四方投げに対応する受身)
【準備運動】
1. 膝
・屈伸
・伸脚
・廻し
2. 足首
・脹脛
・アキレス腱
・足の甲
3. 腰
・前後
・左右倒し
・左右捻り
・廻し
・体の廻し
4. 肩
・吊り上げ
・廻し
5. 首
・前後
・左右向き
・左右倒し
・廻し
6. 股関節
・前後開脚
・左右開脚
・四股立ち
7. 手首のストレッチ
・二教 小手廻し
・三教 小手捻り
・五教 関節極め
・小手返し
・一の字
by Network Communication Note