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勘違いの十三条

 練習相手を倒して終わりではありません。道場内では、ほとんどの場合、相手に倒れてもらっているのです。

 不十分な習熟度では、人生に役立てることは難しいでしょう。勘違いを正して、練習することが大切です。



1.常識を鵜呑みにして振りかざしたり、想定外と言ってしまうことは、愚かな行為です。

・常識の浅墓さ、不実な思惑で想定範囲を狭くしていることに、気付きましょう。



2. 言葉の響きから早合点して解釈してはいけません。

・上下相髄、臍下丹田、腰回し、手刀、摺り足、舟漕ぎ、合気上げ、小手斬り、円の体捌き、円転無窮などの言葉が、特に注意が必要です。



3.奥義は、すべて秘伝というわけではありません。

・奥義には陰陽があり、陽の奥義は公開して鍛える必要があります。

・陽の奥義は、最初から教えられています。

・奥義を修得することに、時間を使うように心がけます。



4.合気道は、人に優しい武術というのは語弊があります。

・人殺しの法です。

・打つ、掴むなどを捨てた代わりに、間合いという武器を得ました。

・地球の重力という最大の武器があります。



5.自分の力を出し切ることを原点とはしません。

・自己満足に終わってはいけません。

・自分の限界を想定してはいけません。

・相手がどう感じるかが原点です。

・相手と自分を、微重力空間にいざないます。



6.全力で倒すという感覚ではありません。

・半分の攻めで折り返して、繋げていく感覚が必要です。

・手刀の捌きと体の捌きの二段で繋げていき、手刀の捌きが糊代となります。

・折り返しは、同じ位置には戻さず、入射角と反射角が同じでもなく、一方が垂直であることが多々あるので、『レ点の返し』と表現しています。



7.大きく捌けば良いという訳ではありません。

・大きく捌く一番の目的は、有効な間合いを最大にするためです。

・丁寧で小さな仕事が必須です。



8.足を止めて、相手を待つのではありません。

・お互いに動く中で、間合いを制御する術を習練します。

・相手が不快と感じるところにいるようにします。

・相手が気づかない拳一つほどの小さなずらしが、とてつもなく有効です。

・相手の心臓の表面、脇、肩口の6ラインを攻めます。



9.摺り足は、足裏を摺りません。

・ベタ足でも、ズリ足でもありません。

・足裏三点を土台に足裏を立体的に意識して、そっと置き、ちゅんと付き、すっと離します。



10.小手先だけの手刀ではいけません。

・心臓と指先が、腕1/4軸を介して、繋がっています。

・手刀を介して、お互いの心臓が繋がっています。



11.手刀にて、手は平面ではありません。

・手を薬指を意識して、立体的に使います。

・手を開いたり、蕾んだりします。

・玉をのせたり、大きな玉の表面を触ったりします。



12.手刀で、力を出したり込めたりして、押し攻めるのではありません。

・当てるのではなく、表面に触れます。

・手刀の解放にて、柔らかく攻めます。

・手刀の反しが、相手に伝わり、渦が生じます。

・五指の方向性、六指目の染み込みが効果的です。



13.相手の攻撃力を、貰うのではありません。

・相手に働きかけ、相手の反射や反応といった無意識の力を引き出します。

・相手の大きな攻撃力を、小さな渦で修正します。
 

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