ガレコレ [Garage Collection]
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十畳合気道場✋
道場

【指針】
 『合気錬体』の修行として、反復練習により、合気道を吸収できる心体をつくっていきます。また、技は『合気の理』を身に付けるために行うという考え方でやっています。



『武術未経験者』には、武術母体として吸収してもらえれば良いと思います。

『合気道経験者』には、今まで学んだ技に命を吹き込むことを願っています。

『他武術経験者』には、合気道の特異点を感じ、新たな境地の創造を期待します。



 当道場をやむなく離れて単独になっても、合気道の練習を継続していけることを念頭に、目録や練習方法を作成しています。

 道場では、ついさっきまでの自分と、今の自分の差を感じ取れる稽古をしていきましょう。
 

【特色】
1.『自発的な心』を、何より尊います。

・湧き上がってくる泉が止められないと感じたら、ご一緒しましょう。

・最初から続けることに縛られる必要はなく、道場に来る頻度も自分のペースで構わず、結果的に続けば良しです。



2.『相手を感じる』ことに、重きを置いています。

・型を覚えるよりも、相手の心体の変化を感じましょう。

・工程と効果を結び付けて学びます。



3.『剣』を用いた練習で、合気の理を深めます。

・合気道は手刀の武道であり、柔術と並んで剣術に学ぶところが多くあります。

・日本刀でいう刃・剣先・峰・鎬の使い方を研究します。中でも鎬[しのぎ]は、手刀にとって重要です。

・<剣の弱点><仮想剣>という独自の考え方を、導入しています。



4.『イメージ』を駆使して行います。

・空間に、形をイメージします。
 帯/扇/輪/玉/三角/ひし形/波/渦/人/影/剣/軸/壁

・文字も、用いています。
 し/の/へ/レ

・軌跡には、円や楕円というより、<蒲鉾の軌跡>を組み合わせています。

・ユニークなイメージ群は、稽古の手助けになってくれます。



5.初回から、技のようなものをやります。

・基礎的な動作も「技に結び付けて学ぶ」ことが大事です。

・あとになって「最初から奥義を学んでいた」と思ってもらえたら幸いです。



6.カウント式にも、工夫を凝らしています。

・カウントごとに、動作に合う名称を付けています。
 影踏み/肘触れ/山越え/おひけえなすって/目隠し/涙拭き/滝壺/突っかい棒外し/への字開き等

・カウント時の状態をイメージに置き換えて、発声します。
 サッと/パッと/ペチョン/チュルン/タン/トン/スゥー等
※分かりにくいとのことで、現在、オノマトペは程々にしています。残念。

・相手の間合いを踏む<0の瞬間>および、それ以前も味わいます。

・相手と触れる<1の瞬間>を大切に扱います。

・1カウントごとに長短のリズムがあります。

・もちろん、カウントだけでは合気道にはなりませんが、基準にはなります。
 

【沿革】
【2019年11月】

 11月10日に『合気道体験教室 初の2』を開催しました。教本は、初シリーズ全2巻が完成しました。



【2018年10月】

 9月30日の『合気道体験教室 初の1』は、台風の為中止となりましたが、その際に作成した教本を使用した『合気道体験教室』が確立しました。



【2018年6月】

 援農で痛めた右肘も癒えて、一年半ぶりに加領郷小学校体育館での活動を再開しました。



【2015年5月~】

 奈半利町立加領郷小学校体育館を利用させて頂くことになりました。

 畳は十二畳残しました。

加領郷小学校体育館
 
 
 
【2015年4月~】

 奈半利町平[ひら]に、引っ越ししました。



【2009年7月~】

 高知県安芸郡奈半利町六本松[ろっぽんまつ]に、引越ししました。

 大寺畳店さんから畳を頂き、約二十畳(3.5畳×3畳-0.75畳)の道場となりました。

 長物を振り回したり、転がったりできるようになりました。

旧道場@六本松.高知県安芸郡奈半利町甲
 
 
 
【2007年1月~】

 高知県安芸郡奈半利町車瀬[あきぐん なはりちょう くるまぜ]にて、合気道場を開設しました。

 奈半利町の谷末さんの御好意により、約十畳を頂き、ガレコレ店舗に敷き詰めました。初心を忘れぬように、道場の名称を『十畳合気道場』としました。

旧道場@車瀬.高知県安芸郡奈半利町乙
 
 
 
【2005年秋】

 師範の仏前にようやく手を合わせることができ、教えて頂いたことを伝えていこうと決心しました。

 畳・木剣・杖の用意、体づくり、指導内容など、準備に取り掛かりました。



【2000年1月】

 高知県への移住に伴い、静岡大学の道場等に通うことができなくなりました。高知の合気道場を覗いてみるも、違和感から趣くことはありませんでした。

 しかし、これを好機と捉えて、守破離の修行段階を『破』と認識して、一人稽古に励むことにしました。
 

【昇級昇段審査】
 道場主自身が師範代でも何でもありませんし、今のところ流派に属する意思はありませんので、合気道界で通用する昇級昇段審査はできません。

 ただし、修練状況を判断して、『初段』のみ出して、『黒帯』を締めてもらっています。目録は、三段相当まで用意してあります。

 ご理解のほど、よろしくお願いします。
 

【小さな町道場】
 大学時代に通わせて頂いていた師範の町道場は、大学の大きな道場とは異なり、保育園を間借りした、毎回数枚の畳を敷き直す簡素なものでした。

 そのような小さな町道場に、大学の合気道部員の全員が入れる訳もなく、幹部数人が無理強いして通わせて頂いていました。自分の為でもありますが、この道場に行きたくても来れない部員のためにも、先生方の一挙手一投足も見逃すまいと、心して稽古していたことを思い返します。

 師範が倒れられてからは、押しかけたご自宅の畳一枚で、傍らから見れば滑稽な稽古を付けて頂きました。自分はとうに現役を引退していたので、あまり押しかけないようにはしていましたが、行けば必ず繰り返されたありがたい稽古でした。このような機会が無ければ、今の自分の合気道は成立していません。

 十畳は、住むには広いのですが、動き回るには狭い空間です。しかし、小さな町道場だからこそ、深い稽古ができると実感しています。
 

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