ガレコレ [Garage Collection]
当道場の目標
合気道を大学の体育会部活動で学び始めた1985年4月から随分と経ちました。
2000年1月に高知へ来てからは、人に未熟な自分の合気道を語ることを封印して、地道に一人稽古してきました。
その後、師範がお亡くなりになり、いろいろと思案した末、伝えるべきものがあるとの思いから、本来の自分の在り方に立ち戻り、2007年1月に道場を開設した次第です。
まあ、格好のいいことを言い放ちましたが、自分自身の為にやっているみたいなものです。
「合気柔術は教えるけど、合気は教えないよ」と先人が申されております。
『合気の術』は、相手と直接触れていない時点から発動して、相手の心体に影響を及ぼすものです。『騙し』が重要であり、これを疎かにしては、合気道と呼べなくなります。この不確かとも思えるものを修得したく、日々鍛錬しております。
また、合気道場開設にあたり、畳をお譲りいただくなど、地元の方々に大変に良くして頂いており、感謝しております。ご恩に報いるには至りませんが、まずは合気道にご興味のある地元の方々とともに、成長していく所存であります。
当道場の目標は、次の3つとします。
1.合気道の修練に励む者の成長
2.故師範から教わった合気道の研磨と伝承
3.地域住民の方々へのお礼
小刀に対して立ち向かえることを念頭に置いています。長刀や拳銃に対しては及ばないとしても、小刀で命を落とすことのない稽古をしたいものです。
どの流派にも属さずに、自由に活動しています。指導者としても甚だ未熟ですが、体得しかかっている中から、原理原則をよちよち歩きで、述べさせて頂いております。
合気道を稽古する者にとって、合気道を研究して身に付けていくことが、人生の楽しみや糧になるように願っています。
by Network Communication Note