ガレコレ [Garage Collection]
手記2007(第1回~)全31回
◆第31回公開練習
【日時】2007年12月29日(土)14:00~16:30
【参加者】岩瀬、吉良川
1.[剣]素振り
2.[剣]流し
(1)流し表
(2)流し裏
3.[杖]素振り
※岩瀬のみ
4.[体捌き]
(1)後ろ捌き
※岩瀬のみ7本
5.[基本]波返し
(1)表回し
(2)裏回し
※岩瀬のみ
6.[基本]運足
(1)転開
・下を向かない。
・後ろ足45度開いてからのタイミング
レベル1:クッ・ス・スー・スー
レベル2:スー・ス・スー・スー
[1]クッ(スー)
前足を小さく引き付ける。
腰を後ろにまで切りきる。
[2]ス
前足を大きく引き付ける。
腰を前に戻していく。
[3]スー
腰を切って前足90度開く。
[4]スー
前に出る。
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◆第30回公開練習
【日時】2007年12月25日(火)19:00~21:00
【参加者】岩瀬、吉良川
1.[技]腕ひしぎ
(1)正面打ちより(正式な技は横面打ちより)
・前手刀で打ちを払い落とす。
・前手刀を少し滑らせ、相手の手刀を自分の後ろ二の腕に収める。
・前手刀で、相手の頚動脈を打ち、相手を崩す。
・これまでのタイミングは、パパン。
・後ろ手刀で相手の肘を軽く攻め、絡ませて真下に落とす。
・その際に、後ろ手刀は相手の脇まで深く入らないこと。
2.[技]中段直突きより小手返し
・練習レベルに応じて5段階で行う。
(1)小手返し表挟み
・前手刀で突きの下側を払い滑らせる。
・後ろ手刀で突きの上側肘の辺りを挟む。
・後ろ手刀を滑らせ、腰回しの際に親指を抜く。
(2)小手返し表払い
・前手刀で突きの上側から払い滑らせる。
・しの字で突きを流す。
(3)小手返し裏払い(紹介なし)
(4)小手返し裏直(紹介のみ)
(5)小手返し直(紹介なし)
・運足は腰回しに従う。
[0]前足で間合いを調整する。
[1]腰を切り、後ろ足を45度開く。
[2前半]前足を踵から体に引き付ける。
その際に、しゃがめば立膝の構えになる。
[2後半]腰を切り、前に90度開く。前足はまだ出ない。
前足の親指は小指を追うのではなく、足心を追うような感じ。
回転椅子に腰掛けている感じ。
[3]前足を前に進める。
3.[基本] 1本
(1)180度転体
・足の裏全体を使う。
・足心辺りが中心となる。
・足の指が1本1本入っていくように。
・前足は親指を、後ろ足は小指を意識するとやり易い。
4.[体捌き] 1本
(1)入身捌き(紹介のみ)
・腰回しに従って前に出る。
5.[基本] 流し
(1)流し表(紹介のみ)
・手刀は腰に付く。
6.[相対体捌き] 1本
(1)転開(紹介のみ)
・小手返し表の捌きの基本となる。
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◆第29回公開練習
【日時】2007年12月22日(土)14:00~16:00
【参加者】岩瀬、川内、吉良川
1.[剣]素振り
(1)前・後
(2)前・180度転体
2.[剣]流し
(1)流し表
(2)流し裏
3.[基本]波返し(なみがえし)
(1)表回し
(2)裏回し
4.[体捌き] 1本
(1)後ろ捌き
5.[技]呼吸投げ1本
(1)呼吸投げ
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◆第28回公開練習
【日時】2007年12月18日(火)19:00~21:00
【参加者】岩瀬、吉良川
1.[剣]素振り
(1)前・後
(2)前・180度転体
2.[剣]流し
(1)流し表
(2)流し裏
3.[基本]波返し
(1)表回し
(2)裏回し
4.[体捌き] 1本
(1)後ろ捌き
5.[技]腰投げ1本
(1)腰投げ裏
・相対体捌きの転体の運足。(後日練習する。)
[0]前足で間合いを調整する。
[1]腰を切り、後ろ足を前足に揃える。
その際に、両手刀も甲上向きで肩幅に揃える。
[2]腰を切り、前足を後ろ90度~135度ぐらい開く。
(今回の練習では、相手を裏90度の方向に投げる。)
その際に、後ろ手刀を滑らせ掛ける。
[3]後ろ足を調整し、前足を進ませ、体を相手の腹下に潜らせる。
自分と相手の体は垂直に交わる。
自分と相手の体の間は、拳1つ空けておく。
その際に、前手刀は手解き。
その際に、後ろ手刀が返り、相手の小指が上を向く。
腕を引っ張るのではなく、相手の腕で弧をつくる。
[4前半]上記の拳1つの空間を潰す。
[4後半]後ろ手刀を振り下ろし、相手の体を腰に担ぐ。
自分と相手の体は垂直に交わったまま。
[5]投げで技が終わるが、当道場では担ぐまで。
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◆第27回公開練習
【日時】2007年12月15日(土)14:00~16:00
【参加者】岩瀬、川内、吉良川
1.[剣]素振り
(1)前・後
(2)前・180度転体(見様見真似で)
2.[剣]流し
(1)流し表
(2)流し裏
3.[技]合気投げ右半身のみ
(1)合気投げ裏(紹介)
(2)合気投げ直(紹介)
(3)合気投げ表
・一歩二歩と、交差忍び足で間合いの詰めてから、技に入る。
・足捌き:後ろ開き45度→前開き90度(一旦揃う)→180度転体→一歩出す
・上体の向き:0度→45度→90度→マイナス0度→90度→180度
・手刀:摺り上げ→45度で前手刀の手のひらが上→
・手刀は、相手の顔をアゴから入ってきて、目の所を覆うようにする。
・投げの状態における相手の形は、呼吸投げ引き倒しと同じ。
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◆第26回公開練習
【日時】2007年12月11日(火)19:00~21:00
【参加者】岩瀬、吉良川、堀川
合気道未経験者の2人が初稽古です。
1.[基本]半身(はんみ)
(1)前進
・足裏は、親指の付け根、小指の付け根、踵の中心(踵点しょうてん)の3点を意識して立ち、湧泉ゆうせん~足心そくしんが回転の軸となる。
・後ろ足は、45度少し開く。
・前足の親指の延長線上に、後ろ足の踵の先が来るように立つ。
・上半身は、自然と正面から斜めに向く。前の肩→心臓→後ろの肩が斜めに揃うよう意識。
・手刀は、肩の付け根から指先まで、つまり腕全体である。
・手のひらを開く。
・薬指を腕のラインに合わせる。小指の外に第6の指をイメージする。
→指先が自然と上向きになる。
・前の薬指→心臓→後ろの薬指で、繋がったゆったりした縄をイメージする。
(腕を伸ばしきるのではない。)
・半身に構えると手のひらは手のひら一つ分ぐらい段違いになるが、バレーボールぐらいの玉の上半分を両手のひらで覆って持っているイメージ。
・手刀は、親指から挙げて、小指から降ろす。
・進み方は、摺り足。足の親指と小指が共に進む感覚で行う。
・前進はホップ→ステップ→ジャンプのイメージ。
・ホップ :手刀を振りかぶりながら、足指一本分前進する。
・ステップ:腰で前進し、振り下ろし始める。
・ジャンプ:足の位置が決まり、振り下ろし完了する。
・剣の素振りで感じ取ったことを生かす。
※相手に裏を取られそうになった場合、半身を切り替える。
2.[剣]素振り
(1)前進
・手刀の修得を目的としている。
・剣の持ち方は、束の上に手のひらを被せるようにして握る。
・卵を握るイメージで持ち、斬る瞬間のみスポンジ雑巾を絞るようにして力を入れる。
・立ち方は、半身。
・振りかぶりは、剣先がお尻に付くまで正確に行う。
・振り下ろしは、脇をしめて、肘を下ろすことによって、手刀である腕全体が動く。
・剣先を筆先に見立てて、振り下ろす。
・目線のものを斬る。剣先は、目線を通過していく。
・振り下ろし位置は、自分の膝内側。
・前膝と剣で挟み込むようなイメージ。
3.[基本]流し
(1)流し表
※堀川は行っておらず、説明不十分であったので、後日再度行う。
4.[技]呼吸投げ2本
(1)呼吸投げ相反する手
・相反する手で、相手の前腕の外側を、肩口から肘と滑らせて、手首まで到達させる。
・手首では小指側に引っかかる。掴むのではない。(手の甲になる場合が多かった。)
・相手の腕が真下にまっすぐに棒状になるように。
・相手の前腕の外側に釣り糸があり、相手の心臓がかかっているイメージ。
・後ろ足を少しだけ開く。(大きく開きすぎる場合が多かった。)
・相手の腕→相手の体→相手の手首と相手の腰のラインの△に、回転することで、自分の体がその△に収まっていくイメージ。
・相手の腕の外側が緩やかに引っ張られ、相手の肩がらせん状にして地面に転げていき、相手の背中が地面につくイメージ。
(2)引き倒し
・相手の軸と揃うように、裏に大きく入る。(ほとんどの場合、小さかった。)
→相手の裏を取ったとき、相手と同じような半身になっている。
・肩の頂点から肩甲骨にかけて手のひらを密着し、子供がおんぶをねだるように、ほぼ真下に力を伝える。
・相手の重心は、相手の後ろに拳1個程度になるようにして、相手は弓なりになる。
・相手の踵が動かないようにして、板を倒すように。
・引き倒したとき、半身に戻る。
→自分は、一回転して相手を通過する際に技を掛ける。 ̄○_
■紹介
1.[体捌き] 7本
袈裟斬り、後ろ捌き、小手斬り、入身捌き、四方捌き、面摺り捌き、磯返し
・毎回、少しずつ教えていきます。
2.[剣]素振り
(1)前・後
3.[剣]流し
(1)流し表
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◆第25回公開練習
【日時】2007年12月8日(土)14:00~16:00
【参加者】岩瀬、川内、吉良川(見学)
今回は、見学者への紹介ということもあり、たくさんのメニューをこなしました。
体捌き、剣の流し、呼吸投げ、一教、入身投げは、総復習となりました。
短刀取りを新たに学びました。
程よい緊張感で、練習できたのではないでしょうか(^^;)
1.[体捌き] 7本
袈裟斬り、後ろ捌き、小手斬り、入身捌き、四方捌き、面摺り捌き、磯返し
・光輪洞合気道由来の体捌き。
2.[剣]流し
・剣の柄を上から包み込んで握る。
・摺り上げ8割、流し始めで10割。
・流し始めの際に、剣先が手元に戻らないように。
(1)流し表
(2)流し裏
3.[技]呼吸投げ2本
(1)呼吸投げ
・相手の腕が真下にまっすぐになるように。
・相手の肩の外側が、らせん状に転げていくような感じで。
(2)引き倒し
・肩に手を掛け、子供がおんぶをねだるように、ほぼ真下に力を伝える。
・相手の重心は、相手の後ろに拳1個程度になるようにして、相手は弓なりになる。
・相手の踵が動かないようにして、板を倒すように。
4.[技]一教3本
(1)一教表押さえ
(2)一教表押し倒し
(3)一教裏引き倒し
5.[技]入身投げ1本
(1)入身投げ
・転開(表で後45度、前90度)。
・掛かる足の重なりは小さく。自分の位置の方が大切。
・首を刈る腕に余裕をもつ。
6.[技]短刀取り3本
・短刀が自分の方に向かない。
(1)小手返し
・最初の接触は、間合いを取るために行う。
・自分の肘を、相手の腕の上に乗っかる。
・最後は、引き金のようなイメージで肘が外れ、小手を返す。
(2)三教小手捻り
・流れで固めまでもっていく。
(3)藤下がり(紹介のみ)
7.[基本]手刀1本
(1)座法両手持ちより天地投げ
・初動で、手刀を一旦膨らまし萎ませながら、自分のへそ前にもってくる。
・面摺り捌きで相手を攻め、相手が斜めに吊られる。
・後は、起重機のように腰を切る。
・天(上)の手刀に連動して同側の足を立てると腰が切りやすい。
8.[技]襟掴み顔面突き1本
(1)入身投げ(紹介のみ)
・相手も突きで頭を擦っても構わない。
・顔面への蹴りに気をつける。
・思った以上に効果があるので、初心者の練習には気をつけること
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◆第24回公開練習
【日時】2007年12月1日(土)14:00~16:00
【参加者】岩瀬、川内
1.[体捌き]
・袈裟斬り
・後ろ捌き
・小手斬り
・入身捌き
・四方捌き
・面摺り捌き
・磯返し
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◆第23回公開練習
【日時】2007年10月27日(土)14:00~16:00
【参加者】岩瀬、川内
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◆第22回公開練習
【日時】2007年10月6日(土)14:00~16:00
【参加者】岩瀬、川内
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◆第21回公開練習
【日時】2007年9月22日(土)14:00~16:00
【参加者】岩瀬
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◆第20回公開練習
【日時】2007年9月15日(土)14:00~16:00
【参加者】岩瀬、川内
1.[剣]素振り
2.[基本]剣を置いて
・前進
・180度転体
3.[体捌き]
・袈裟斬り
・後ろ捌き
4.[剣]流し
5.[技]片手持ち
・一教表中間型
6.[基本]受身
・後ろ受身
・回転受身
・捨て受け
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◆第19回公開練習
【日時】2007年9月1日(土)14:00~16:00
【参加者】岩瀬、川内
1.[剣]素振り
2.[剣]流し
3.[技]片手持ち
・小手返し
・四方投げ
・入身投げ
4.[基本]受身
・後ろ受身
・回転受身
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◆第18回公開練習
【日時】2007年7月28日(土)14:00~16:00
【参加者】岩瀬、川内
1.手解き
2.小手返し
3.呼吸投げ
4.剣の素振り
5.剣の流し
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◆第17回公開練習
【日時】2007年7月21日(土)14:00~16:00
【参加者】岩瀬、川内
1.一教表裏、二教
2.杖廻し
3.杖の素振り
4.体捌き
・入身
・小手斬り
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◆第16回公開練習
【日時】2007年7月14日(土)14:00~16:00
【参加者】岩瀬、川内
1.[技]剣を用いた技(初伝前)の稽古
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◆第15回公開練習
【日時】2007年6月30日(土)14:00~16:00
【参加者】岩瀬、川内
1.杖の素振り(引き落とし右半身から)
・袈裟斬り(前、後)
・裾払い(前、後)
2.杖廻し
3.杖取り
・入身投げ
4.体捌き
・面摺り捌き
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◆第14回公開練習
【日時】2007年6月23日(土)14:00~16:00
【参加者】岩瀬、川内
1.剣の素振り
・前後
・180度転体
2.剣の流し
・右半身表、裏
・左半身表、裏
3.体捌き
・入身(右半身、左半身)
・小手斬り(右半身、左半身)
4.技
・入身投げ(右半身、左半身)
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◆第13回公開練習
【日時】2007年6月16日(土)14:00~16:00
【参加者】岩瀬、川内
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◆第12回公開練習
【日時】2007年4月14日(土)13:00~16:00
【参加者】岩瀬
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◆第11回公開練習
【日時】2007年3月24日(土)13:00~16:00
【参加者】岩瀬
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◆第拾回公開練習
【日時】2007年3月17日(土)13:00~13:30
(会場づくりのため短縮)
【参加者】岩瀬
【内容】演武会の練習
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◆第九回公開練習【日時】2007年3月10日(土)13:00~16:30
【参加者】岩瀬、川内さん(15:45~16:30)
1.[剣]素振り
(1)前・後
(2)前・180度転体
2.ストレッチ
3.[剣]流し
(1)表 実践型
(2)裏 実践型
4.[杖]杖回し
5.[技]剣を用いた技(初伝前)の稽古
6.デジタルビデオ撮影
※ホームページ掲載および演武会のための撮影。
以下、川内さんとの練習
1.[剣]素振り(右半身)
(1)前・180度転体
・手刀の修得を目的としている。
・剣の持ち方は、束の上に手のひらをかぶせるようにして握る。
・立ち方は半身。
・進み方は摺り足。足の親指と小指が共に進む感覚で行う。
・振りかぶりは、剣先がお尻に付くまで正確に行う。
・振り方は、真剣実戦のように引き斬るのではなく、自然に下ろす。
・剣先を筆先に見立てて振り下ろす。
・180度転体は、見よう見まねで行う。初心者用の型は後に教える。
2.[剣]流し(右半身)
(1)表 実践型
(2)裏 実践型
・表裏は、相手の表、相手の裏にて行う技ということで区別している。
・剣を付き出すようにしてから、左に右に流す。
3.準備体操
(1)屈伸運動等
4.[技]初伝前片手持ち(右半身)
(1)一教表中間型
(2)一教裏
(3)合気投げ(一般にいう入身投げ)
・合気道らしさを知ってもらうため。
・相手の腰に手を添えなくても、技がかかる。
(4)入身投げ
・背の高い低いによって、同じ技でも効果が異なる。
・力をかけずとも、技がかかることを理解してもらったようだ。
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◆第八回公開練習
【日時】2007年2月24日(土)13:00~15:00
【参加者】岩瀬
「剣を用いた技(初伝前)の稽古」の型を、創出してみた。以前から「杖」を用いて行ってきたが、手刀の返しなどが分かり難いと考えるようになり、「剣」を用いることにした。まだ、不確定のところが多いが、手ごたえは十分ある。「杖」のものを廃止し、「剣」のものを正式な型とする。
1.[剣]素振り
(1)前・後
(2)前・180度転体
2.ストレッチ
3.[剣]流し
(1)表 実践型
(2)裏 実践型
4.[杖]杖回し
5.[杖]合気杖捌五型
6.[技]剣を用いた技(初伝前)の稽古
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◆第七回公開練習
【日時】2007年2月17日(土)13:00~15:45
【参加者】岩瀬
「合気杖捌五型」の教え方を考えていて、はて?「天上回」では、手首で回すのか、腕で回すのかと悩んでいたら、「枝葉末節でやってください」というぶっきら棒な言葉と姿がフラッシュバックされて、思わず目頭が熱くなりました。思えば、20年前にそんな質問をしたよなあ。
1.[剣]素振り
(1)前・180度転体
(2)八相の構えから自由
・四方八方を敵に囲まれていると想定して行う。
・背面からの攻撃を中心に練習する。隙をつくって打たせるという感覚も。
・基本的に、相手を一撃で倒し、倒した空間に移動して、残る相手との距離を保つ。
2.ストレッチ
3.[剣]流し
(1)表 練習型、実践型
(2)裏 練習型、実践型
4.[基本]膝行
5.[杖]杖回し
丈に慣れるための型を考え中。一見、バトントワラーみたいだけど、最近のバトンもある意味すごいと思うし、参考になる。今までいい加減にやってきたところを、どのように丈を抜くのか、どの状態で手が入れ替わるのか、手刀の返しはどうなっているのか、考えてみた。
6.[杖]合気杖捌五型
※「杖の素振り」という言い方を廃して、正式名称で呼ぶことにする。
(1)天一突
・合気あげを意識して行う。
(2)袈裟打
・練習の型として、腰を落とし、体を後ろに大きく捻り、支点の手は胸の高さから目の高さに移動して行う。
・肩で大きく回すのではなく、大胸筋を使うことを意識してみる。
(3)裾払
・袈裟打に同じ。
(4)天上回
・手刀を大きく返す一瞬を大事にして行う。後は、基本的に流す。
・腕も手刀の一部であり、腕全体で回すことにする。
・自分を中心に竜巻をイメージすると、杖が外に飛んでいかない。
・手首だけで行うのはあまり意味は無いが、手首のトレーニングとして行ってもよい。
(5)止め突
・相手ののど元を狙う。
・ストレートに直接狙ってもよいが、相手の頭上の虚から落ち込んでくるように練習する。回し蹴りの上下版ような感覚で行う。
7.黙想
約30分間行った。気持ちが高まってしまったためか、雑念が通り過ぎるばかりで、答えに届かなかった。
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◆第六回公開練習
【日時】2007年2月10日(土)13:00~16:00
【参加者】岩瀬
最近は、剣の流しに重点をおいて練習している。この感覚が心地よく感じる。
1.ストレッチ
午前中に運動して、疲労していたので、40分ぐらいかけて入念に行った。
2.[剣]素振り
(1)前・後
(2)前・180度転体
3.[剣]流し
(1)表 練習型、実践型
(2)裏 練習型、実践型
4.[基本]流し
(1)表 練習型、実践型
(2)裏 練習型、実践型
5.[技]合気投げ
(1)合気投げ表
(2)合気投げ裏
6.[杖]素振り
7.[体捌き]4本
(1)袈裟斬り
(2)後ろ捌き
(3)入身捌き
(4)小手斬り
8.[技]一教2本
(1)一教表 押さえ
(2)一教裏 引き倒し
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◆第五回公開練習
【日時】2007年2月3日(土)13:00~16:00
【参加者】岩瀬
・右半身、左半身の両方で行う。
・実戦型[RealType(仮)]、練習型[PracticeType(仮)]の両方で行う。
・実戦型は、流れ重視で、感覚を修得する。
・練習型は、ポイント強調で、手刀の返し、体の開き、重心の移動を、体に刻む。
1.[剣]素振り
(1)前・後
(2)前・180度転体
2.[基本]流し
(1)表 練習型、実践型
(2)裏 練習型、実践型
・今回、練習型の確立に全力を尽くした。
3.[剣]流し
(1)表 練習型、実践型
(2)裏 練習型、実践型
4.[基本]波返し
(1)表回し
(2)裏回し
・内回し改め「表回し」、外回し改め「裏回し」とする。
・力をもらう部分に重点を置いて行う。
5.[杖]素振り
6.[体捌き]2本
(1)袈裟斬り
(2)後ろ捌き
・前進は「袈裟斬り」、後進は「後ろ捌き」で対にして修得する。
・袈裟斬りは、難しいので、次の順序で体捌きを修得していく。
1)後ろ捌き
2)入身捌き、小手斬り、四方捌き
3)袈裟斬り
4)面摺り捌き
5)磯返し
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◆第四回公開練習
【日時】2007年1月27日(土)13:00~15:00
【参加者】岩瀬、ニコラス(13:30~14:30)
1.[準備運動]手首のストレッチング
2.[剣]素振り
・剣の上から手のひらをかぶせるようにして握る。
3.[基本]流し
・相手と触れるときを0ゼロとカウントして。
4.[剣]流し表裏
・腕を曲げない。
・手刀の延長として。
・剣先を筆先のイメージで。
5.[技]合気投げ(入り身投げ裏)
・剣の流し裏をイメージして。
6.[技]一教表裏:押さえ、引き倒し、押し倒し、中間型
・練習では、表と裏がごっちゃにならないように。
・中間型は、深く入らない。
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◆第参回公開練習
【日時】2007年1月20日(土)13:00~16:00
【参加者】岩瀬
1.[体捌き]袈裟斬り
30分間。
2.[剣]素振り
正面に進みて斬り、180度転体して斬る。左半身、右半身で、各100回。
3.[基本]波返し(なみがえし)
内回し、および、外回し。左半身、右半身で、各100回。
4.[杖]素振り
左半身、右半身で行う。20分間。
5.[基本]流し
正面に進みて、180度転体して流す。左半身、右半身を交互に、計100回。
6.[剣]流し
右半身表、右半身表、右半身裏、右半身裏、左半身表、左半身表、左半身裏、左半身裏、の繰り返しで、計400回。
7.[体捌き]連続体捌き
20分間。
8.[体捌き]剣を用いて
(1)入身捌き
(2)小手斬り
(3)四方捌き
(4)面摺り捌き
(5)磯返し
約20分間。
9.[道場]登り綱の設置
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◆第弐回公開練習
【日時】2007年1月13日(土)13:00~16:00
【参加者】岩瀬
おそらく、今後も1人でやることの方が、多いだろうなあ。でも、いい練習になった。
1.[体捌き]剣も用いて
(1)入身捌き
(2)小手斬り
(3)四方捌き
(4)面摺り捌き
(5)磯返し
・面摺り捌きと磯返しを重点的に行った。
2.[体捌き]連続体捌き
3.[技]杖を用いて
(1)五教
(2)二教
(3)入身投げ
(4)四方投げ
(5)小手投げ
4.[剣]素振り
・木剣が軽く感じるように構える。
・手刀の延長として振る。
5.[杖]素振り
6.[基本]膝行
7.[基本]波返し(なみがえし)
・単独動作なので、朝顔の手刀を強調して行った。
・肘の折り込み、体側面と内部の通過を意識して行った。
8.[道場]畳の敷き直し
・2畳ほど広くするのに対応するように、畳を敷き直した。
9.[基本]流し
10.[剣]流し
・相手の打ちを押さえ流し、小手斬りの要領で斬る。
・剣先は、筆先のイメージで。
・力を抜いて大きく捌けば、自然とできるはず。
・入身の際、剣もスッと伸びるような感じ。
・押さえで剣が寝て、流しで相手の刀の上を滑らせるような感じ。
11.[道場]武旗と免状の設置
※今回は、「7.[基本]波返し」と「10.[剣]流し」をそれぞれ40分ぐらいかけて、じっくり行った。感覚が洗練された感じだ。
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◆第壱回公開練習
【日時】2007年1月6日(土)13:00~15:30
【参加者】岩瀬、ニコラス
合気道入門のつもりでいましたが、合気道の経験者ということで、いきなり充実した練習ができました。まずは、体で馴染んでもらうことを重点に練習しました。でも、少し語りが多かったことは反省、反省。(~~)
1.[準備運動]手首のストレッチング
(1)二教:小手廻し
(2)三教:小手捻り
(3)五教:関節極め
(4)小手返し
2.[基本]手解き(てほどき)
(1)片手持ちから
(2)諸手持ちから
(3)正面首持ちから
(4)後ろ首持ちから
(5)後ろ足首持ちから(参考程度)
・親指とその他の四指を意識して、親指から外す。
・手刀を返す。
・首を抜くときは、おじきをしない。
・正面首持ちの場合、相手のひざ蹴りに注意する。
3.[基本]波返し(なみがえし)
・手刀は、朝顔のつぼみ、開きをイメージする。
・手刀の返しをつかう。
・人差し指は、常に天に向ける。
4.[基本]手刀(てがたな)
・肩から指先まで、すべてが手刀。
・小指外側に六本目の指を意識する。
・手首が反って折れる手刀は、弱い。
5.[基本]半身(はんみ)
・人間の急所である中心線を守る。
・脇を締めて、肘をポンと叩いてもらったときのように力を抜く。
・相手の攻撃タイプに合わせて、手刀の位置を決める。
・手刀を押し出すような感じて、相手の攻撃を抑制する。
・手刀を外すことにより、相手に攻撃させ、それを制する。
・目線は、基本的には胸の辺り。
6.[技]5本
(1)呼吸投げ、および、袖釣り込み足(柔道)
※合気道と柔道との大きな違いである接点が1点と2点を説明するため。
(2)合気投げ表:合気会では入身投げ表。
・引っ張るのではない。
・手刀を下ろす方法もあるが、基本的には同じ高さにて相手を崩す。
(3)入身投げ
・浅めに入身する。相手の体とは拳1つあける程度。
・投げる方の手の型は枝葉末節いろいろある。
・持たれている手は、最後に手解き。
(4)四方投げ 横面打ちから
・便宜上、番号をつけて練習した。
[1]入身:相手に進む。…この瞬間に騙しが生じていて、本来は[0]とカウント。
[2]転開(てんかい):45度開く。…本来は[1]とカウント。
[3]転開:前足を引き付ける。…本来は[2]とカウント。
[4]転開:90度前に捌く。…本来は上記と合わせて[2]とカウント。
[5]転開:相手に入身。…本来は[3]とカウント。
[6]転開:180度転体の途中。…本来は[4]とカウント。
[7]四方投げ極め…本来は上記と合わせて[4]とカウント。
[8]投げ…本来は[5]とカウント。
・[3][4]で相手を自分のいた位置に通過させる。
・[5][6]が難しい。
・番号間のスピードは一定ではない。
・実際の技は、途切れることなく流れ、番号の瞬間として教えた形とは若干異なる。
(5)一教:押し倒し(参考程度)
・肘にあてがう手は、二の腕から滑らせて肘に到達させて押さえる。
・合気道では、この滑らすという動作が重要となってくる。
7.[体捌き]4本
・剣を用いて行った後、徒手で行った。
・右半身から、左半身から、行った。
・最終形にこだわらず、大きく捌くことに重点を置く。
(1)入身捌き
(2)小手斬り
・相手の小手を突き刺す。
・その後の振りかぶりでも、振り回さない。振り回すことは、大きく捌くことと異なる。
(3)四方捌き
・足を組んだとき、前足のふくらはぎが後ろ足の膝に付いて、足元が締まる。
(4)後ろ捌き
・最後の180度転体で、きちんと半身が取れるようにイメージする。
8.[剣]握り方
・剣を体の正面、剣先を下にして斜めに置き、脇を締めて、手のひらを上から乗せるようにして、小指から順に掴む。
・真剣の場合、束が折れるため、手を接して掴む。
・木剣などの場合、小指半分を束から外して掴む。当道場ではこのスタイル。
・言い忘れたが、卵を握っているようなイメージで。
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by Network Communication Note