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十畳合気道場 21.流
流しとは

 一般的には、『体の転換』と呼ばれています。初心者も行う簡単な動作のように思えますが、合気道の要素が詰まっています。あまり深く考える人がいないのか、多くは準備運動といったレベルで行われているのが残念です。

 当道場では、『流し』に拘りをもって、これを習練しています。凝り過ぎて、2時間の習練がこれだけになることも、しばしばです。普通なら嫌気が差すところですが、ただ1点を習得するのに、皆さん生き生きとしておられます。さっきではない自分に成りたいのです。

 技の型を覚えても、導入部分ができてないと、実戦では技にも入れません。導入部分で使っている要素が分からないならば、技の型も生きてきません。『始め良ければ終わり良し』を実感します。途中でこねくって、何とかなるものでもありません。

 技の型は、抜け殻に近いと考えています。技の型に、あれこれ要素を注ぎ込んでも、形が複雑なだけに、実りは少ないでしょう。あそこを押せばこちらが引っ込むと、いびつで訳が分からない技になる前に、『流し』をしっかり習練すべきです。

 技の流れは、次のようなものです。

 ・間合い前
 ・間合いを切る瞬間
 ・接しに向かう
 ・接する瞬間
 ・接してから崩しまで
 ・浮かしから流し
 ・技の型
 ・極め、固め、止め
 ・残心

 『間合い』と『接し方』を学ぶために、十分に離れた位置から、互いに歩み寄って、技を掛けることが大事です。流しでは、技の型に入る前までを、徹底的に行います。なお、流しを学ぶ前提として、『歩み』を学びます。次第に、流しの単独動作に移り、適度に相手をつけて、感覚とヒントを得ます。かなりの時間を単独動作に費やすことが、その後の近道だと確信しています。

 ・歩み
 ・流しの単独動作
 ・流しの相対動作

 『流し』で学ぶ要素は、次の通りです。一例として、『歩み』の要素を分解して、その構成要素である『摺り足』をさらに分解してみました。流しは、ものすごい数の要素によって支えられています。

 ・歩み
  ・沈呼吸
  ・心臓の傾き
  ・摺り足
   ・足裏三点
   ・竹馬
   ・薬指の意識ベクトル
   ・忍び足
   ・小さな腿上げ
   ・機関車
   ・濡れた半紙を破らず
 ・超巨大な玉
 ・背後霊
 ・誘い
 ・影踏み
 ・足の意識ベクトルの解放
 ・風船玉
 ・手刀のつくりと解放
 ・傘
 ・龍の玉
 ・仮想剣
 ・上澄み
 ・やじろべえ
 ・ピエロの玉
 ・足裏の剥がし
 ・大渦

 簡単にみえることを、簡単に捉えず、複雑になったと思うことを、簡単にこなす。奥が深いというからには、それを説明できるだけの根拠を持つ必要があります。結局は簡単な動きなのですが、決して真似ができないのです。

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