ガレコレ [Garage Collection]
墨壷
尾骶骨に『墨壷』があるとイメージして、剣先を筆に見立てて、浸け入れます。『剣先で袴が斬れる』というのと同じです。このとき、手刀をつくります。
手刀を解放して、墨壷から剣先を少し引き上げます。墨を撒き散らさないように意識し、剣が頭を摺っていき、起筆の場所に剣を置きます。この間、剣を振り回すというより、瞬間移動ぐらいのつもりで行います。
墨壷に、剣先を長く浸けるは無用です。また、墨壷に浸け入れるときに力を抜いて、抜き出すときに手刀をつくるやり方は、墨を撒き散らすようなもので、これは腕力です。手刀のつくり、解放から繰り出される剣筋を味わってみて下さい。
by Network Communication Note