ガレコレ [Garage Collection]
呼吸力
呼吸法には、大きく分けて『回復系』と『戦闘系』があると考えています。
回復系は、基本的に、表でゆっくり大きく鼻から吸い、最大のところで息を止め、裏で一気に口から吐きます。回復させたい部位や三丹田に、血がパアッと巡り、酸素や栄養を取り込むようにイメージします。小周天や大周天も、正しいのか不明ですが、試したりしています。
戦闘系は、基本的に、表でゆっくり鼻から吐き、裏で速めに鼻から吸います。吐き切らず、吸い過ぎず、呼吸幅を狭くして、相手に気取られないように行います。吐き始めで残気が8~9割のときが、自然で出て行けるように思います。沈み始めということで、『沈呼吸』と呼ぶことにしました。裏から表に切り替わる瞬間に出て行くと、呼吸を止めてしまいがちで、相手に読まれやすいと思います。
合気道でいう呼吸力は、ゆっくりと吐いて、タイミングよく息継ぎをして、歌うように、気の流れをつくるものだと考えています。力を込める場合と、一線を引く必要があります。発勁のような爆発力にも憧れますが、合気道との融合は、自分にはできないでしょう。
by Network Communication Note