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十畳合気道場✋ 6.心 心臓
心臓とは

 武術や東洋医学において、伝統的に『三丹田』が重要とされています。

  ・上丹田:「神(しん)」眉間奥
  ・中丹田:「気」鳩尾
  ・下丹田:「精」へそ下三寸

 下丹田は、位置にある通りに『臍下丹田[せいかたんでん]』と言われ、自分達も力の源として最重要視して、習練してきました。三丹田に該当する臓器はないものの、意識して呼吸をするだけで、下丹田は力が充実し、中丹田は心が落ち着き、上丹田は頭がすっきりすると感じます。

 さて、一人、破の境地にて合気道の習練を重ねるうちに、技に力を出す必要があるのかと真剣に考えるようになりました。相撲の押しや寄りには、臍下丹田からのみなぎる力が必要です。しかし、合気道で寄り切るならば、まったく別な原理を使っているはずです。

 剛と柔は、そもそも同じものではなく、剛は自分の力を出し切って倒す術、柔は相手を翻弄させて倒す術と、質的な区別がつくような気がします。どちらもよく習練したいところですが、柔は相当意識して行わないと身に付かないでしょう。

 柔の原点は、軽快な動きにあり、体の一体化や連動化を研究すべきと考えるようになりました。思案を重ねているうちに、血液を全身に送る心臓がここに位置することは、無意味なことではないと思い浮かびました。

 頭と四肢を繋げる中心を意識して習練すると、胴体の重さが消え、自由な感覚を得ます。合気道で柔を極めるのであれば、これだと思っています。この中心点は、中丹田ではなく、心臓上部辺りだと思いますが、便宜上『心臓』と呼称して話を進めます。

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