ガレコレ
Garage Collection
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 本・音楽・映像
 映画館に行かなかったので、非高知県民と言われ続けてきましたが、Prime Videoで配信になっていたので、すぐに観ました。高知県民に復活!

 楽曲、映像、ストーリー、人物背景、社会問題、夢、臨場感、躍動感、すべてにおいて大満足。最近観たアニメ映画では間違いなくNo.1。高知市鏡川のほとりで暮らしたこともあるので、懐かしさも一際です。



 ネットでは酷評も多いですね。 P.S. 2回目観て、冒頭で相棒のヒロちゃんに『賛否両論』のうんちくを言わせているのに気づいて、笑いました🤣 釈迦の手の内か。



 母親の死、父親の家庭内暴力は、子供に見せたくないとありました。

 子供にとって、自分の死は遠い未来、怖いのは親の死で、小さい時に想像してよく泣いたものです。自分は小ちゃな泣き虫さんでした。また、爺さんが天皇陛下で、暴力こそ無かったけど、毎日毎日怒鳴り声で、早く家を出たかったですね。死と暴力から目を逸らせては、ろくな大人になりません。



 こんな現実あるかという部分は、もうちょっと丁寧に脚本・描写して欲しいとの声がありました。

 鈴が一人で竜を探しに東京へ行くシーンに、どうして大人たちがついて行かないの?という疑問には、鈴だけの思いが際立ってませんかと答えます。母親が川に一人で向かったシーンとダブります。今すぐでないと遅いという衝動は、鈴だけに起きたのです。

 人を守る思いが、母親と鈴を一体にさせました。なお、同じ守るでも、自分にもありましたが、社会・組織・伝統の規律を守ろうとする行為は、必ずしも正しいことではありません。



 どうして?というシーンが多くて、スッキリしない、モヤモヤするのは、仮想空間は精神を反映してハッキリしていて、現実空間は矛盾だらけと捉えました。

 自分もブログを書いていて、ネットでは心の奥底まで曝け出してしまうことも。分かりにくいところなので、的確な台詞があったらと思いましたが、名言をあえて作らず、楽曲の歌詞に集約させたのかもしれませんね。



 そう、楽曲がいい。YouTubeで聴きなおしました。鯨のステージは、土佐だねぇ🐋



[竜とそばかすの姫]
スタジオ地図
https://ryu-to-sobakasu-no-hime.jp/



P.S. 『崖の上のポニョ』は子供に見せてはいけない作品と、当時付き合っていた子と、意気投合したことも思い出しました。
 

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