■合気道
『流し裏』を題材にして、『腰回し』を練習しました。ようやく、詳細を伝えても、勘違いしないくらい、一番弟子が成長しました。
「回し」とありますが、自分の腰を単に回転させることではありません。回転軸で、相手を振り回すのでもありません。
自分の体の向きを変え、自分の軸を切り替え、自分の体を開きます。自分の腰の些細な変化が、周りの空間に大きく影響すると考えて下さい。
相手を騙し、崩しに導くのが、腰回しです。
【突き 裏技 流し】
・初動として、相手の表に、半身にて軸を入れ、体を斜めに向ける。
・外しとして、軸を切り替え、相手の裏に、半身にて軸を入れ、体を斜めに向ける。
・同時に、手刀で、相手の肘辺りに触れて、<山越え>の捌きに入る。相手の腕を横から軽く押す。
・手刀を切り替え、相手の『前腕』に絡めて、跳ね返りにより、相手の片胸をもらう。相手の手首に絡めるのではなく、相手の肘を極めるのでもない。絡めは、乗せ挟む感じであり、巻き付ける感じではない。
・軸を切り替え、自分の体を開き、相手を前に崩す。
・同時に、前腕を撫でて、相手の手の平や親指の向きに変化を与える。最後に向きを戻すことで、相手の手先が上がり、崩しの極となる。
【突き 裏技 入身投げ】
・手刀1本で、流す。イメージが大切。
8月28日(水)の合気道場は、台風10号の影響で風雨が強まると予想されますので、お休みします。
9月4日(水)の合気道場は、道場生が来れないため、お休みします。
退院6月17日以降は、『工程と効果』からレベルを上げて、『相手の外側と内側』を意識して練習しています。
半身で入身して、相手の外側から内側に入ります。大きく踏み込む必要はなく、象限が変わることを感じて入身します。
全身で入身しても、相手とぶつかるだけで、相手の外側から技を掛けようとしているに過ぎません。半身で、すり抜けます。半身は、防御の意味だけではありません。
【突き 表技 五教手首極め】
・突き表技では、他に下記の技を練習します。
呼吸投げ色々
一教押し倒し
三教小手捻り
四方投げ
側面入身投げ
首投げ
【突き 裏技 小手返し】
・突き裏技では、他に下記の技を練習します。
呼吸投げ色々
一本取り
側面入身投げ
入身投げ
回転投げ
隅落とし
裾払い
腰投げ
背面落とし
P.S. 体調は良くありませんてしたが、休憩含めて1時間半、練習できました。かなり体に堪えましたが、いい運動にもなりました。
by Network Communication Note