レプリコンワクチンの接種開始が間近に迫っていますが、一向に情報が出てきません。日本政府は、日本の医療は、日本のマスコミは、日本国民は、何処に向かおうとしているのでしょうか?
人は、ブラックボックス化されたものの前には平伏し、思考停止に至るものです。議論にすらならない事態は異常であり、戦争の不条理さと同じです。
そもそも、人間のmRNAの寿命は6時間程度です。mRNAは、必要な時に最適時間発現して、メッセージを伝えて、すみやかに分解されるものです。長時間も短時間も、生命の紡ぎから外されて、今のゲノム時間があるのです。
従来のmRNAコロナワクチンでは、メチル化(CH3-)により、酵素分解を逃れることで、飛躍的にmRNAの寿命を延ばしています。その影響は不透明です。
それよりも致命的問題は、製造過程で鋳型のDNAプラスミドが酵素分解されず、残留していたことです。これも、メチル化により、分解されにくくした弊害です。DNAプラスミドは、体内で増殖し続けます。従来のmRNAワクチンは、こんな重要なことも、検証していないお粗末な代物だったのです。いや、発癌プロモーターであるSV40が組み込まれていた以上、単なるミスではなく、意図的な対人兵器と考えるべきです。
レプリコンワクチンの特徴は、①自己増殖、②RBDが細胞膜表面に発現、これら2つと言われています。
※RBD [Receptor Binding Domain](受容体結合領域):新型コロナウイルスのスパイクタンパク質が細胞の受容体であるACE2と結合する領域。
【①自己増殖】
レプリコンワクチンは、新型コロナウイルスと同様に、RNA複製酵素(RNA依存性RNAポリメラーゼ)の遺伝情報を有しています。ウイルスと何ら変わらないのです。
言わば、アクセルだけの自動車であり、ブレーキは人間の免疫任せです。アクセルもブレーキも、遺伝や体調によって幅があります。mRNAワクチン、特にレプリコンワクチンは、定量接種するという概念すら危ういのです。
なお、少量接種で済むメリットは、接種時における体への負担軽減ではなく、大量数投与が可能になることしかありません。
【②RBDが細胞膜表面に発現】
RBDを細胞膜表面に発現させることで、細胞外放出型より、中和抗体生産が効率的に行われると言われてます。確かに、スパイク同士の重合は回避できそうです。
しかし、感染細胞に大量のスパイクが生えている状態を想像すると、ゾッとします。もはや感染細胞とは呼べず、ウイルスへの変異細胞であり、むしろ癌細胞です。自己免疫疾患の引き金になるのではないですか? どういうメカニズムで安全なのか、説明になっていません。
また、大量に生産されたスパイクタンパク質(毒素)が呼気から排出されてばら撒かれる『シェディング』が指摘されてます。従来のmRNAコロナワクチンでも、ありうると言われています。ワクチン非接種の自分も、突然具合が悪くなったなど、実感があります。
毒素だけで済んでいるのかも、怪しいです。動物実験すれば、一目瞭然ですが、否定するデータには、人物金のリソースは付かないもので、安全性は二の次なのです。
そもそも、新型コロナウイルスの感染予防にはIgA [Immunoglobulin A](免疫グロブリンA。二量体で、粘膜免疫。)が必要で、IgGではありません。
そもそも、ワクチンとは、『免疫記憶』を期待する手段であり、1種類の抗体量を維持し続ければ、免疫システムにおいて免疫回避に変化していくことは、よく知られるところです(例 IgG1/G3 → IgG4)。ブースター接種などよくぞ思い付いたと、守銭奴らに呆れます。
そして、レプリコンワクチンの臨床試験は、被験者数が少なく、短期間であり、闇に包まれたまま、接種開始となるのです。今まで積み上げてきた新薬開発のプロセスを完全無視した暴挙です。
従来のmRNAコロナワクチンの被害・後遺症も放ったらかしのまま、大惨事に突っ込むのは愚か者です。まあ、従来のmRNAコロナワクチンに懲りた人はもちろん、冷静に考えられる人は、絶対にレプリコンワクチンを接種しないでしょうが。
従来のmRNAコロナワクチンおよびレプリコンワクチンを接種するくらいなら、弱毒化した新型コロナウイルスに感染した方がマシとも考えます。
レプリコンワクチンの接種開始は、即効中止すべきです。製薬会社や研究者は、研究費欲しさや、更なる研究開発を推進したいがため、反対の声を上げないでしょう。政治家や医師が、声を束ねるしかありません。
これは、幼稚な生命科学的問題と言うよりも、邪悪な政治経済的問題、盲目化した医療的問題です。
P.S. 原子力と同様、バイオハザードは、人類滅亡をもたらすことを、人は自覚しなければなりません。いずれも、日本政府は、密約を盾にして、危険極まりないものを安全であると偽っています。
P.S.2 有用な研究であるとは思いますが、効率しか眼中になく、製薬会社は勘違いを気にも止めず、実用化に踏み切ってしまったと考えています。片手落ちであり、木を見て森を見ず。
2023年ノーベル生理学・医学賞
「mRNAワクチンを実現した修飾塩基の研究」
https://www.aist.go.jp/aist_j/magazine/20231220.html・ウリジン(DNAでTチミンが、RNAではUウラシル。ウラシルの塩基部分がウリジン。)
・シュードウリジン
・1-メチル-シュードウリジン
P.S.3 ブログ執筆初日に「ようやく声を上げたか」との反応。いつもご愛読、ありがとうございます。そう、ようよう文章をまとめられる程度に、体調が回復して来ました。と言うより、お米を少し増やしました。
P.S.4 まだまだ波紋は広がってはいませんが、声が上がり始めています。
2024年8月7日 一般社団法人日本看護倫理学会は、「新型コロナウイルス感染症予防接種に導入されるレプリコンワクチンへの懸念 自分と周りの人々のために」と題する緊急声明を発表しました。
https://www.jnea.net/news/cat-statement/post-655/[PDF]
https://www.jnea.net/wp-content/uploads/20240806kinkyuseimei.pdf上記の緊急声明を受けて、解説。
2024年9月2日(月) フロントラインプレス
新型コロナ「レプリコン・ワクチン」になぜ懸念の声?mRNAが自己増殖し長期間の効果に期待、だが承認は日本のみ
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/82985<引用>この次世代型mRNAは2023年11月、他国に先駆けて日本で初めて承認されました。2024年8月末現在でも、世界で唯一の承認国です。認可を受けたのは、米国のバイオ企業アークトゥルス・セラピューティクス社が開発したもので、日本では明治ホールディングス傘下のMeiji Seika ファルマ社(東京)が製造・販売権を取得。『コスタイベ筋注用』の名称で販売されます。