なはり浦の会
建物の特徴
のこぎり屋根
のこぎり型のぎざぎざの屋根は、光線の変化の少ない北向きの窓から自然光が入るように工夫され、垂直部分がガラス窓になっています。
トラス工法
天井板がないので、斜めの材を用いた骨組みが見られます。
東蔵
昭和11年に建てられた平屋建ての蔵で、繭の貯蔵庫として使われていました。
屋根は寄棟造の桟瓦葺で軒先は塗り込められ、外壁は下見板張りに土佐漆喰の壁ですが、水切り瓦はついていません。
巾8m、長さ20mと高知県でも大きな造りで、中は三部屋に分かれていています。
貯蔵中にネズミなどの食害やカビが発生しないように、全面にトタン板が貼られています。
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