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イベント情報＞ 土佐の町家雛祭り＞

　美しい石塀に囲まれた武知家住宅では玄関先の小座敷に古布で作られた豆雛や吊雛が飾られ、色とりどりの花が咲いたような艶やかさでした。
　

　他の会場より一週間早く始まった濱田家住宅では古い段飾りの雛人形や和紙でできた人形などが飾られました。

　多くのお客様が部屋ごとに展示されお雛さまを眺めながら桃の節句をゆっくりと楽しまれました。
　

　奈半利町のメイン会場となった竹崎家では、雛人形の他に昭和初期の婚礼衣装など、豪華な刺繍の施された打掛けなどが展示されました。

　又、明治時代の調度品や民芸品等が見られる蔵も公開され、多くのお客様に楽しんでいただきました。
　

　入り口の土間上に大きな梁が見られる浜田家では座敷の入り口に、愛らしい木目込みのお雛様が飾られました。
　

　古民家を改装した『なはり物語舘』では雛まつりの期間中に、奈半利小学校の一年生と三年生が折り紙で雛人形を作りました。

　折り紙で遊ぶことが少なくなった子供達ですが、手のひらサイズのかわいい雛人形を、一生懸命に作り、大切に持ち帰りました。
　

　竹崎家住宅では3月1日（日）に餅つき、販売をしました。

　元気な子供達も手伝って、春の香りのする餡入り草餅も大好評でした。