2022年10月5日(水)
[1108] 公開練習19時~@ガレコレ店舗 #■合気道 全員の学びの足並みを揃えるため、先週と同じ内容で稽古しました。
次回からは、本日と同様に、前半は技の習得、後半は『掛かり稽古』をやっていきます。
前半は、『小手返し』を練習しました。
【1. 突き 表技 流し 小手返し】
追っ付けで相手の肘が曲がった場合、相手の手首を押し込んで、相手の肘を無理矢理まっすぐにする必要はありません。相手の肘を動かしていきます。
【2. 突き 表技 入身 小手返し】
二段入身で深く入身するやり方です。突っ込んでくる相手に有効です。
最初の入身で、相手の腕に対して、両手刀で上下の『への字』で挟み込み、軽く固定します。自分で腕組みする感じです。
手首
↖︎ ↗︎↘︎
●━↗︎━━↙︎━相手の突き
肘↗︎ ↖︎↙︎肘
更なる入身で、相手の肩のしゃくりを経由して、相手の腕を水平にして、手刀の二の腕が下に潜り込みます。相手の腕を肩に乗せても良いでしょう。相手の腕が盾になります。水平にまで上げないと、盾の効果は得られません。
東くんは、このバリエーションが好きなようで、乱取りでも自然に技が繰り出せてます。
後半の練習では、『掛かり稽古』をやりました。先週より捌けるようになりました。
【突き 掛かり稽古】
相手が突きを出す直前に、[表技/裏技→呼吸投げ/入身投げ]を閃きます。
呼吸投げ/入身投げが掛からなかったら、次の技に切り替えます。
【回転投げ】
掛かり稽古で、回転投げが出ましたが、腕グルグル回転投げだったので、正確に教えることにしました。
入身転体の際に、相手の脇に手刀を入れて、相手の腕をもらいます。
ただし、相手の腕を引っ掛け上げて、その場で相手をうつ伏せにするのは力技です。
相手の腕が無理なく背中側に開いた状態で、相手の体を扇状に外側へ押し込み、<やじろべえ>の反動をもらいます。うつ伏せ先行で、相手の腕を天に上げ、流れのまま回転させて投げます。こちらの方が力技に見えますが、そうでありません。相手の腕の回転は、先行ではなく、追い討ちなのです。