2021年12月
突き小手返し表 #■合気道 12月は、小手返しを練習します。
11月にせっかく一教表を練習したので、いつもの『小手返し裏』だけではなく『小手返し表』もやってみました。
小手返し表では相手の突きを両手刀で挟むのは合気道一般的なようで、自分もそう習ってきました。しかし、間合いが良くないとか、自由度が無いと思えて、理にそぐわないとの結論に達しました。そこで、表も裏もファーストコンタクトは手刀1本で捌くようにしております。
相手と接するところを、表裏各1種類ずつを練習します。表では、相同じ手刀で下側から相手の突きを浮かすように捌きます。裏では、相同じ手刀で相手の腕を山越えします。
小手返しを、相手の手首を捻る関節技としては捉えていません。相手の腕の位置や角度の変化、相手の利き目を奪うことを練習します。
相手の利き目を奪うことの意味を知ってもらうために、奪ってからの呼吸投げも披露しました。気持ち悪くなる間合いと手刀の反しに気付いて貰えれば幸いです。
├表
│└流し
│ ├透かし(上体反らし)
│ │└おひけえなすって1
│ │ └押しずらし
│ │ └片目隠し
│ │ └おひけえなすって2
│ │ └手首極め
│ └押っ付け
│ └おひけえなすって1
│ └押しずらし
│ └片目隠し
│ └おひけえなすって2
│ └手首極め
└裏
└山越え+浮身
└おひけえなすって1
├押しずらし
│└片目隠し
│ └おひけえなすって2
│ └手首極め
└巻き込み
└片目隠し
└手首極め
前半→片目隠し→後半
【共通】
手刀の反しは、移動中にせず、特異点で行います。薬指を軸にします。
移動→反し→移動→反し
【1.前半】
いわゆる入身転体。
【2.片目隠し】
利き目の方が効果的。
【3.後半】
小手返しの技の部分。