2018年1月26日(金)
0.諸々の理由 #■合気道 2007年1月に、高知県の片田舎で合気道場を開設しました。1985年4月に、大学体育会合気道部で合気道を始めてから結構な時が経ったものです。
自分が大学在中に、先生は倒れられて、一命を取り留められたものの半身不随となり、合気道の体現が難しくなられました。
このことも一因となり、社会人になってからも、合気道部に顔を出すことが当たり前の日々を過ごしていました。しかし、2000年1月に、高知県に移り住んだこともあり、合気道部とは疎遠になってしまいました。
高知県では、適当な合気道場が見つからず、一人稽古を続けていました。修行段階を表す守破離の『破』に相当すると自覚するようになったのも、この頃です。
2005年秋に、先生の墓前に報告して、先生から言われていたことを実践すると決意を固めました。
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・道場を開くこと
・本を書くこと
・試合を考えること
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「道場は開いてもいいが、子供はやめとけ」と何度も直接言われいたことを、こちらの勝手な解釈で道場を開くことにしたもので、あの世で先生は苦笑いしているかもしれません。道場では、先生から学んだ『流し』の伝承を第一目標に掲げています。
「学生さんは頭がいいのだから、本を出しなさい」と、社会人になってからも散々言われて、過去2回まとめましたが納得いかず破棄しています。現在、3回目となる長期挑戦中ですが、これまでと違った手応えを感じています。
「合気道の試合を考えてみろ」とありましたが、いくら考えてみても、試合は不可能との答えに行き着いてしまいます。これが自分の限界です。
なお、合気道の内容をインターネットに公開しているのは、合気道を学んでいる方々はいろんな意味で苦労されていると思うからです。また、自分自身の合気道論を鍛えるために曝す必要があると感じています。とはいっても、肝心なことは公開を控えさせてもらっているので、あしからずといったところです。