2017年10月5日(木)
認知機能検査って、案外難しい #警察・交通-- 改正道路交通法の内容 --
運転免許証の更新期間が満了する日の年齢が75歳以上のドライバーは、高齢者講習の前に認知機能検査を受けなければならない。
※警察庁HPから引用
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お客様の知人が、認知機能検査を練習したいとのこと。警察庁HPに、詳細があった。なかなかどうして、内容が面白い。
「間違えたときは、二重線で訂正して書き直してください。
消しゴムは使えません。」
わー、点数には関係ないようだけど、最初からプレッシャーある一言。
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1.時間の見当識
今日の日付は、毎日が日付を見ての生活をしているから分かるけどね。
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2.手がかり再生
4枚のイラストを覚えるのは、難儀。
トドロは、短期的記憶がとっても弱い。例えば、スマホゲーム『ほしの島のにゃんこ』で作らなければならない商品2個すら、お店へ移動中に忘れてしまうのだ。『パズドラ』では、掴んでいるドロップの色さえ覚えていないことも。トランプでは『神経衰弱』がかなり弱い。
多分、海馬に異常があるんだろうね。生活の中では、置き場所を決めているにも関わらず、「鍵が無い」「スマホが無い」と探し回っている。この弱点は自己認識しているし、その反面か、空間認知能力に長けている。知恵の輪、ルービックキューブなどは、得意中の得意。神は二物を与えずと思っている。
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3.時計描画
時計を描くのには笑えたが、いずれ誰しもが笑えない年齢になるってことか。
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運転に必要な認知機能って、自動運転技術の性能が高まってきている中で、分かってきているんでしょう。
でも、誰しも運転は惰性で走っており、認知関連事故は、何でここにいるんだろう的な感じじゃないのかな。
今、何(運転)していて、何処から何処に行くと言う記憶が不明になるのが、認知関連事故の根源だと思う。これを押したらこうなるではなく、こうしたいからこれを押すというニュアンスで、運転操作の適性も判断したいところ。
今の認知機能検査は、一般的な心理テストみたくて、ちょっと意図から外れている感じがして、しっくりこない。日頃、脳トレしていないんだから、このままでは、ショックを受けられるご老人を増やすだけだよ。
https://www.npa.go.jp/policies/application/license_renewal/ninchi.html