2017年9月28日(木)
阿南安芸自動車道 奈半利~安芸 における道路計画に関する意見交流会 #警察・交通 18:30~20:30過ぎ、奈半利町保健センターで開催されました。
18時過ぎに行ってみると、ワークショップ形式でした。まだ岩内博 町議しかおられず、どうなることかと思っていましたが、まあ時間になれば集まるに集まり、会場は満席です。いろんな方々が来られており、これが奈半利町住民の底力ですね、土佐国道事務所の石川調査課長も感心されておられました。これだけ集めただけでも、この会は大成功です。
さて、ワークショップ形式ということで、批判されること無く、意見が出しやすくなりました。株式会社オリエンタルコンサルタンツの面々が、ワークショップの音頭を取ってくれています。
--
【ワークショップ内容】
1.地域の課題
2.道路の役割
--
自分は、どうしても2点、質問&要望をしたかったので、それに基づいて意見しました。
A.国道55号線大山トンネルについて
B.野市~芸西の追い越しについて
もちろん、将来の安芸~奈半利の区間についても意見しましたが、自分は生きている間に解決できることは解決しようというスタンスなので、上記2点を中心に意見しました。
道路をつくるには長い年月と莫大な費用が掛かります。片側一車線より二車線の方が良いことは明らかですが、無駄に税金は使えません。
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
『風土にあった道づくり』を提案します。
△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲
気象、災害も考えられますが、今回は『運転する人』にターゲットを絞って意見してみました。
【高知県東部の交通リテラシー】
(1) 信号軽視。
(2) 追い越しが下手。
この2つが突出しており、重大事故を引き起こす可能性が高いと考えています。暗くなってもヘッドライトを付けない、ウインカーを出さないのも深刻なのですが。。。
A.国道55号線大山トンネルについて
大山トンネルは、国道55号大山道路(大山岬経由)に替わるものとして、2015年(平成27年)2月28日に開通したものです。
現在も、排気ガスによって、トンネル内は臭いです。
大山トンネルの前後には、信号付き交差点が設けられており、これが人為的危険を生み出しています。
東側の信号は、下山小学校の通学路として要望されて付けられたのでしょう。裏目に出て、自分が親であったなら、危なくて子どもにその交差点を使わせません。
西側の信号は、トンネルから結構離れていますが、赤信号ともなると、トンネル内まで影響が出ます。工事過程を見ていたときは、元々の地形を活かして、ジャンクション方式にすると思っていたのですが、結局は信号付き丁字路となりました。
ここに、信号軽視が加わると、赤に切り替わって停止しようとした車を、後ろの車が躱して交差点を通過していきます。こんなこと、しばしばです。
自分は、何度もヒヤリハットを経験したので、絶対に大山トンネルを使わず、大山岬経由の旧道を使います。
大山トンネル前後の信号付き交差点を、再構築する必要性を感じます。
B.野市~芸西の追い越しについて
実は、この高規格道路、追い越しができません。将来的には片側二車線になるかもしれませんが。。。
2014年(平成26年)3月9日に、香南のいちIC~芸西西ICまで繋がり、開通しました。
2016年(平成28年)11月17日に、香南のいちICの出口右折が二車線になりました。それまでは、勝手に二車線として、信号無視して強引に右折していくトラックが横行していました。特に、原運○が酷かったですね。
さて、それなりのスピードで走っていても、路肩から追い抜いていく馬鹿者がいます。非常に危険です。
しかし、くず鉄を満載している車が、制限速度にかなり満たない速度で走っているのも確かです。お年寄りの車もそうです。田舎の高知県東部では、つくば市みたいにめっちゃ速い車はいませんが、速度がまちまちで、走りにくいのも事実です。
これに加えて、高知ナンバーの車は、追い抜いた後にブレーキを踏みます。これが、後続車にとってどれだけ怖いことか分かっていないのです。
なので、早急に追い越し車線を設けてもらうことを、切に願っております。
自分たちのグループは、なはり浦の会のメンバーで固まってしまい、発表者は芳ボーです。迷惑集団のくず鉄屋のことも、ちゃんと話してくれたので、満足です。道が整うということは、能力ある人は出ていってしまい、悪人が入ってきて活動しやすい環境にもなりうることも、心しておかなければなりません。
自治とは、あらゆる方面に目配りして、守ったり、攻めたり、改善していくことです。
P.S. 2016年11月16日、17日と連日、高知市まで往復しており、17日に香南のいちICで出口二車線に替わったことにビックリさせられました。ルール無用者の要望が叶ったようで、複雑な気持ちになりましたが、これも改善です。
P.S.2 配布された資料は、多岐に渡りよくまとめられており、有難いことです。でも、1つだけ言わせて下さい。資料11ページ【国道55号(奈半利~安芸)で発生した事故の状況】で、全国に比べて、[交差点部]より[単路部]が突出して多いと説明がありました。
データを比較するときは、データの標準化を行わないといけません。分母を同じにすると言うことです。田舎では、交差点が少ないのです。まあ、無理矢理ここで抜く~?、そして下手糞な追い抜きが事故に繋がっていることは実感していますので、データの標準化に拘らなくても、そう問題ないでしょう。
P.S.2-2 ビッグデータとしてAI分析するなら、データの標準化を行う必要はありません。まあ、AI分析は、ときに笑える結論を導き出すこともあります。
P.S.3 半分諦めて「自分たちが生きている間に」と笑いが出ます。この道路計画は、何十年も議論されて、やっとテーブルに乗ったばかりです。
以前、麻生内閣がひっくり返して、白紙に戻してしまったことがあります(2009年、国交省、直轄国道など18事業を凍結)。政府は、地方の実情を考えないと言う実例です。注意しましょう。
P.S.4 室戸の人は、「国に約束を反故にされて、鉄道も道路も来ない」と嘆かれます。過去に国の怒りを買ったのか、どういう経緯があったのか、詳しくは知りませんが、室戸は大変です。