ガレコレ
Garage Collection
 
2017年9月26日(火)
北朝鮮問題 #核・戦争

 米国、北朝鮮、どちらが先に仕掛けるかは分からないが、このままいけば、いずれかが今だと思うときに、仕掛けるだろう。かつて、日本が真珠湾攻撃が効果的と判断したように。

 日本政府は、開戦となった場合の戦闘シミュレーションを組んでいるに違いない。最善と思える日本が無傷で勝利したとしても、米に途轍もない無い代償を払うことになる。本当に、日本が選ぶ道はそれしかないのか。

 『日米安保条約』を基軸にすることが当たり前という自民党の考え方に違和感を感じる。安保闘争の時代では、より敏感に感じられたのだろう。究極のしがらみである。

 相手が実弾で来ると分かっているならば、それに応じた対処が必要と言うだけである。文には文を、武には武を。決して文が正しいという世の中でもない。

 開戦と同時に、日本国内で武装集団は蜂起しないのか?
テロは準備されていないのか? 夜な夜な小舟で来られたら、侵入は防げない。戦闘員や工作員はかなりいると考えるのが妥当である。気休め事は不要、彼らは保険ではなく、行動を起こすためにいる。

 日本に許されるだろう防衛行動は非常に限られている。自衛隊の戦闘能力は確かに高いが、行動範囲に制限され、専守防衛を科されていては、絵に描いた餅である。

「相手の中途半端な攻撃を引き出し、これを無力化しつつ、仕留める」合気道の基本的な戦術である。

 相手が試し打ちしているミサイルを、日本の防衛で、ことごとく撃ち落す。相手の反撃を自粛させる戦術も同時展開する。以上をしないのであれば、日本はズルズルと戦火に巻き込まれることになる。

 制裁強化は、相手が腹を括るだけなので、反対する。制裁が効いていないかもと、真綿で首を絞める程度の制裁で構わない。事態は急を要すると思えるときこそ、冷静な判断が重要となる。
 
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