ガレコレ
Garage Collection
 
2017年9月2日(土)
夏休みの宿題 #※トドロ

 いつもの地元コンビニに行くと、お嬢ちゃんがカウンター内にいます。「まだ、夏休みだね」と言うと、何か態度がおかしい。「夏休みの宿題が1つ出てこないので」と主人。ああ、それで、しょげているのか。

 9月当初は、二学期というのに、夏休みの宿題を引き摺っているものです。自分は、7月中にほとんど済ませて、8月の最後の週に、工作などを追い込むタイプでしたので、9月に入って宿題が終わっていないということはありませんでした。

 逆に、夏休みの宿題を早々に済ませてしまうので、二学期の数学の授業で、黒板に向かうも全く解けなかったという思い出があります。

 夏休みの宿題のメインイベントと言えば、『自由研究』。理科が好きで、母親が熱心だったので、小さい頃から年齢に合わない発表を重ねてきました。小学校3年かな、ひまわりの研究で、富山県から金賞を貰ったことがあります。母親は、とても嬉しかったらしく、今でも倉庫にしまってあるといいます。

 実は、このひまわりの研究には虚偽があります。一番大きな花が咲いたひまわりは、日陰で育ったものでした。自分は、そうなった理由をちゃんと考えていましたが、母親が日向で育てたものとして捏造してしまいました。かなり、落ち込んだものです。

-- 当時、考えていた可能性 --

・その種だけが、優秀であった。
・日陰の他のひまわりがよく育たなかったため、肥料を独り占めできた。
・劣悪な環境で育ったものは、子孫を残そうとする。
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 今思えば、すべて正解の可能性があります。我ながら、子供のインスプレーションって恐ろしい。

 今年の田んぼの早稲は、分けつが進まず、茎のボリュームが無いのですが、たわわに実っており、農家の方は「いつもより収量があるよ」と言われます。まあ、強風で倒伏しているんですがね。

 農作物を育てているときに、葉や茎ばっか育って、実が少ないことをよく経験します。N窒素が多いとそうなると勉強しましたね。稲も分けつが順調過ぎると、収量が減ることもあるそうです。味に違いがあるのかと尋ねると、「基本、収量だからね」と、農家らしい答えが返ってきます。

 中学生での自由研究は、路線をガラッと変えて、ピラミッドパワーの研究とか、やりました。シャーレに何mmかハチミツを入れて、リファレンスが固まったのに対して、ピラミッド内のハチミツはサラサラのままでした。方眼紙で作った同体積の立方体と四角垂(ピラミッド)で明らかに差が出たのは、不思議ですよね。今思えば、半閉鎖空間の上部と下部に差があり、ハチミツ付近の温度や湿度に差が生じていたのかもしれません。当時は、この考えに及びませんでしたので、ある意味小学生の時より頭が固くなっていたのかもしてません。いや、ミステリアスなことには、盲目になりがちということかもしれません。

 では、夏休みの宿題、頑張って!
 
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