2017年7月24日(月)
回復ドライブの作成 #■パソコン・通信 先日の『奈半利町パソコン教室』では、『回復ドライブの作成』を講義した。
加えて、知人からパソコンが起動しなくなったと連絡があり、ハードディスク・クラッシュのよう。Windows10では『回復ドライブの作成』を行っていないが、Windows7のリカバリディスクは持っているとのこと。ここから戻すのは、結構しんどい。古いパソコンなので、ハードディスクの取り換えよりも、新たに購入した方がマシ。それよりも、メールとブラウザが中心ならと、iPhoneを勧めた。
さて、Windows10の設定は、[設定]と[コントロールパネル]の二本立てとなっている。両者は似て非なるもので、[設定]を新人の表役者とすれば、[コントロールパネル]は裏方さんである。
[設定]だけでは十分機能せず、レガシーWindowsの[コントロール
パネル]を知っていなければ、『システム修復ディスクの作成』や『回復ドライブの作成』はできない。
[Cortana]に質問をぶつけて、何とか辿り着くこともできるが、[コントロールパネル]は、[Windows システム
ツール]配下にある。ちなみに、IEは[Windows アクセサリ]配下にある。
【システム修復ディスクの作成】
メディア:DVD-R数枚
Windows システム
ツール
→コントロール
パネル
→バックアップと復元(Windows 7)
→システム修復ディスクの作成
※システム修復ディスクを、リカバリディスクと呼ぶ。
【回復ドライブの作成】
メディア:USBメモリ16GB以上推奨
Windows システム
ツール
→コントロール
パネル
→回復
→回復ドライブの作成
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システム修復ディスクの作成
7 SP1 8 8.1 10
○ ○ × ○
回復ドライブの作成
7 SP1 8 8.1 10
× ○ ○ ○
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修理が必要になった時、いずれかのメディアをパソコンに装着して、そのメディアから起動する。起動メディアの指定は、パソコン毎に異なるので、各自で勉強して下さい。
P.S. 自分が今使っているDELLノートパソコンも、ハードディスク・クラッシュを2回経験している。システム修復ディスク(リカバリディスク)や回復ドライブは、個人データのバックアップとともに、転ばぬ先の杖である。