2017年3月12日(日)
突き 入身投げ #■合気道・相手の突きを『山越え』で捌く。
・手刀は、相手の肘二の腕側に、薬指の甲側で下からくっつく。
・手先が相手の腕を越えかかってから、前腕で相手の腕に薄めに交差する(平行)ようにして絡み、相手の腕が相手の心臓のラインになるように押し込む。
×互いの腕が、厚めに交差して(垂直)はいけない。
×触れた最初から押し込むのではない。
・『レ点の返し』で、逆方向に山越えして、相手の腕が自然とこちらに戻ってくる。
×引っ張ってくるのではない。
・相手の腕が相手の脇のラインに戻った時、相手の肩を自分の脇に捉える。
・剣玉に見立てて、相手の肩が玉、自分の脇が大皿。
・同時に、自分の腕が、相手の腕を乗り越えている。
・同時に、相手の突きに触れている手刀を、親指を地に反しながら、相手の腕を浮かせ、相手の体を反らす。(重要点)
・自分の前腕内側で、相手の前腕にくっついている。
・相手が腕を外そうとすれば、勝手に倒れてくれる。
・自分の左右の腕は相手に進むが、腕の間の空間が広がる。
×自分の左右の腕が、同じようにして、振り切ってはいけない。
・相手の顎を少し上げた後、下げて倒す。
×相手の顎を押し上げるだけでは、力技である。
・相手の突きに触れた片手だけで捌けば、合気入身投げになる。
・手刀を反してから、相手の腕をチュルンと抜けるところが肝心である。