2017年3月5日(日)
一教表 中間型 #■合気道 押し倒しと突き倒し(力技)の間と言うことで、中間型と呼んでいる。故先生が、熱心に指導されていた技であり、大学の部活で学んだ自分たちも、この技に関しては的を射た稽古をしていたと思う。
相手の肘を反し、相手の肩をしゃくるところまでは、同じ。
投げにて、相手の腕と体および自分の手刀は自分側、自分の体と脚および相手の脚は相手側となり、交差する。
上記の一連の動作にも、腰回しを使う。腰を捻っているのでも、切っているのでもない。さっと、相手が進む場所を占拠して、空間をつくる。腰回しの難しいところは、他の動作と同時進行であり、幾つかの動作に跨っているところである。
×動作1→腰回し→動作2
×腰回し開始→動作1→腰回し終了→動作2
○腰回し開始→動作1→動作2→腰回し終了
腰回し開始時は、相手に気付かれないように、腰だけが動き始める。
自分の脚で、相手の脚を引っ掛けるのではない。相手の内腿と自分の外腿がくっつき、自然に跳ね剥がれる。相手の脛と自分の脹脛でも間違いではないが、入りが浅い。