2016年9月19日(月)
前蹴り #■合気道 蹴りへの対処についても、研究している。
新徳くんは、前蹴りに自信を持っているので、そろそろいいかなと思い、前蹴りの捌きを練習してみた。
前蹴りにも、いろいろあるが、今回は自分が得意としている前足の膝上の筋肉の隙間で骨を狙う直蹴りでお願いした。実際、このツボに上手く入ると、骨が折れないまでも、脚が痺れてしばらく歩けなくなる。
では、この前蹴りへの捌きを説明する。
先に断っておくが、前蹴りは、パンチで言えばジャブのような感覚で出してくることが多いので、深入りする必要はない。痛い目に合わないように、軽く捌くことが大切である。
相手の前蹴りの外側に自分の体を寄せる際、手刀を残し、その手刀で相手の膝下を触れて、自分の体を柳で退かす。相手の脚が、自分の体を滑っていく。
続いて、手刀で相手の膝上を触れて、合気入身投げにもっていく。
足をすくいたければ、続いて相手の足を前に少し出して上澄みを取り、レ点の返しで、相手の足を胡坐にして返す。相手の足を伸ばして、大きく持ち上げては、相手に耐えを与えてしまう。胡坐に畳むのが、技の妙である。
合気入身投げでも、足すくいでも、相手のすべてを持っていかないようにすることが大切である。半分の半分、つまり1/4に掛けるのが最善である。
P.S. 実は、前蹴りだけは得意である。足は相手の顔面まで上がるが、前蹴り以外の蹴りはさっぱりである。