ガレコレ
Garage Collection
 
2016年5月9日(月)
脱輪 #警察・交通

 ガレコレの前のT字路で、近所のおばあちゃんの車、左側二輪が脱輪した。農道は狭く、鳥のさえずりを目で追ったら、脱輪したそうだ。何か大きな音がしたと思っていたところに、助けのお呼びがかかった。

 坂から落ちて、畑にひっくり返らなかったのが幸い。前進は完全に不可能なので、真っ直ぐ後進で抜けるしかない。

 コンパネの切り残しをタイヤに差し入れれば動くだろうと思ったが、前輪駆動のタイヤが空回りするだけ。『デフ[differential gear]』が効いているのか。最近、何度も経験している。

--Wikipedia引用 差動装置--

 一方で問題点もある。車輪の片方が溝に落ちた、あるいは氷に乗り上げたなど、無負荷状態あるいは無負荷に近い状態になった場合、その車輪に対する拘束力(トルク)が著しく小さくなるために空回りしてしまい、もう一方の地面に接地している車輪を回転させることができなくなってしまう。このため、実際の走行では脱出が困難となる。
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 ジャッキで、駆動輪である前輪を上げて、タイヤの下に板を完全に敷くしかない。そうこうしている内に、ご近所さんが通りかかる。全員で一致協力だ。

 さあ、動かすぞ。おっと、畦が傾いているので、タイヤが外側に逃げているのか。少しハンドルを切って、体制を立て直して、コトコト止まらずに脱出成功。一人じゃ危なかったなあ。


P.S. 田舎の道では、脱輪が付き物。そういう自分も、ガレコレ自宅の庭でぬかるみに嵌って、トラクターで引っ張ってもらった。

 田んぼで二回、奈半利川河川敷で一回、やっている。ジムニーとは違うんだなあ。ジムニー(昭和56年ラストツースト)で安部川河川敷で嵌ったことがあったが、難なく脱出できたっけ。

 以前、選挙のドライバーをやったとき、山道の見えない側溝に嵌ったが、前進で切り抜けたことも。選挙戦で、落ちる、後進は、ご法度なので、冷や冷やものであった。駐車場に止める際にも、候補者が見えなくなってからバックで駐車して、再乗車されるときは前進スタートでなければいけない。

P.S.1-2 高知の山道は、山側に側溝があり、得てして土砂や葉っぱで埋もれており、どこまでが道幅か分からないことが多々ある。無知な県外ドライバーが、私トドロもそうであったが、罠に嵌るのである。
 
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