2016年3月19日(土)
発散と収束 #■合気道 まずは、相手がどう感じているかが原点であることが大前提である。
技は、ちょっとしたイメージで随分と変わってくる。
ある仮想ラインを攻めるときに、力が伝わる軌跡は3種類考えられる。
もっとも単純なものは、仮想ラインと一致するもの。まずは、これで慣れるように練習すればよい。
さらに突き詰めていくと、相手の実体における仮想点において、仮想ラインを越えない。仮想点と一致しては、妙手にはならないのである。
では、相手の実体を過ぎたところでは、どうかというと、仮想ラインを越えて発散するものと、仮想ラインを越えず収束するものがあるものの2種類があると感じている。ケースバイケースでどちらも正しい。微々たる差なのだけれど、極めるにはこの違いを研究してほしい。