2015年10月19日(月)
救急車に道を譲ろう #警察・交通 室戸市の救急事情は最悪で、市内の病院では対応できないケースが多く、田野病院、安芸病院または高知市の病院に搬送しなければいけない。下手すると、1時間は救急車にいることになる。医療ヘリコプターもあるにはあるが、利用の線引きはどうなのだろう。
毎日、何度も室戸からの救急車が国道55号線を通る。
そして、救急車が狭い片側一車線でなかなか前の車両を抜くことができず、もたもたしている。いや、前の車両が抜かさせないのである。高知県における交通マナーが悪く、交通ルールが徹底していないところの一つである。
後ろからのサイレンが聞こえないのだろうか?まあ、後ろを気にして運転している車は稀である。車間距離を詰めすぎて、自分の前の車だけ見て走っている。
たしかに、サイレンが聞こえない場合がある。安芸市のホテルタマイの交差点で、国道55号線を室戸方面から走る救急車のサイレンは、海側の停止線にいても聞こえなかった。このとき、信号が青に変わったが、対向車が動かなかったので、何かおかしいとゆるゆると右折し始めたので、救急車と衝突しなかった。
抜かしやすいところで、抜かさせようと考えているのか?いや、多々そういう場面をみているが、「おんしゃがスピードを上げて抜かして行き」と感じられる。下手すると、先に止まった車を追い越していく。停止しようとはさらさら思っていないのだ。
たしかに、国道と言えど道は狭く、迂闊に止まると対向車もあって、センターラインを跨いで抜かすのが困難な場所もある。橋もそうだが、大山に最近できたトンネルは狭く、救急車と遭遇したらどうしたものかと悩んでいる。もともと、大山岬の道が崖崩れなどで通れなくなることから作った新設トンネルなのだが。
自分はご老人とのお付き合いが深いので、ほとんどの人が救急車にお世話になると実感している。命尽きかけている人がその車の中にいるということが想像できないのだろうか。もし、そこに根本的な原因があるとすれば、あまりにも拙いイメージ力である。