2015年10月15日(木)
蜂の巣駆除 #生き物 昨日、役場にお問い合わせいただいたYさんから、蜂の巣駆除の依頼があった。今年、2回目である。でも、この時期に呼ばれたのは初めてである。
午前中に、見に行ってみると、木の葉が生い茂る中に、子供の頭ほどの蜂の巣があった。たしかに、スズメバチ独特の模様の巣である。しかし、飛んでいる蜂を観察してみると、地蜂のような黒っぽい中型の蜂である。ちょっと太目かな?
対馬に上陸している大陸性のスズメバチかもしれないという情報を得て、インターネットで調べてみる。
『ツマアカスズメバチ』であるが、腹の先が赤っぽい蜂で、かなり厄介な相手のようである。巣は、最初は地面に作り、コロニーが大きくなると、樹木に移動するとある。
夕方に、よく観察してみると、正確に南北から巣に帰ってくる。
薬を巣の下から巣穴めがけて噴射してみる。飛び立つ蜂にも噴射。薬の効き目が弱い?ずいぶんと攻撃してくる。防護服着ていて正解。
巣を除去したあとも、地面に巣がある可能性があるので、罠を仕掛けた。
P.S. 10月26日まで、2回罠を仕掛けたが、入っているのはゴキブリのみ。蜂の巣撤去から2〜3日は、数匹、巣のあった場所に固まっていたそうだ。
P.S.2 10月27日に、役場で鑑定結果を聞くと、在来種だそうだ。大陸種は、顔がもっと黒いとのこと。薬の効き目が悪く、体が黒っぽいので、てっきり、そうだと思っていた。
P.S.3 小さい巣だったので侮っていた。小さい巣だったら、網で一網打尽にする道具を用意しよう。