2015年2月1日(日)
[513] 流し #■合気道9:00~10:20/岩瀬、新徳、黒岩
テーマ: 流しで、手刀の反しを理解する。
【流し】
[一般]
・手刀の移動は、単調に見えても、手刀の反しを繰り返している。
・手刀の反しは、力を伝える手先の部分の切り替えである。
×手首の回転ではない。
・極点では、手刀の反しは完了している。
×極点で、手刀の反しをするのではない。
・手刀は、立てて移動する。
・平筆で、筆幅を活かすようなイメージ。
×斜めの軌跡だからといって、手刀を斜めにして、細い線にしてはいけない。
・下から上への移動距離に対して、左右の移動距離が短いので、左右の移動を騙せる。
・浅い深呼吸のような動きに酷似している。
[片手持ち]
・片手持ちは、自分の片手を相手に両手で持たせる導入である。
・相手に持たせる攻撃といえるが、術を習得するための練習方法として、割り切ってほしい。
・相手に持たせる手刀を、下から胸の辺りまで移動する。
・相手の中心辺りから、相手の脇のラインに移っている。
・相手の両腕で、相手の脇を直角の頂点とした直角三角形の空間となる。
・相手が持っている部分は、頂点として閉じていない。
・相手の脇側の手は掴めているが、反対側の腕が斜めになった方の手は良く掴めていない。
・相手の無意識に修正しようとする動きに便乗する。
・掴めている方の手は、相手の親指、四指、輪の順序(140)で、手解き掛けの状態にする。
・輪にするときは、手先を上げる程度で丁度良い。
×腕の上げ下げはいらない。
・手刀により、相手の片脚の内側に働きかけている。
×片脚の中心、外側、もしくは完全に外れているのは間違い。
・相手の脇から心臓の表面に移動して、心臓の表面間は蒲鉾の軌跡で移動して、心臓の表面から脇に移動する。
・Ωの字をイメージすればよい。
×脇から脇への一山ではない。
・反対側の心臓の表面から、手刀の手先の上部で力を伝えて、反対側の脇に辿り着く頃には、手刀の手先の下部で力を伝えて、手刀の反しが完了している。
・上部でも下部でも、相手を浮かせるテンションである。
×上部だからといって、相手を上から押し込むのではない。
・相手の反対側の脚の内側に働きかけている。
×これも、先ほどと同様で、相手の脚の内側以外は間違いである。
・引き続き手刀の手先の下部で力を伝えて、相手が動き出す。
・相手が動き出したら、手刀の手先の上部で力を伝えると、相手が完全に動き出す。
・手刀の手先の下部で力を伝えることで流しが整い、技に移る。