ガレコレ
Garage Collection
 
2014年12月16日(火)
車の運転 #高知県

 北海道と九州以外は、お仕事でもプライベートでも、車で走り回っていたので、おおよそ地域によって運転の特徴があることを認識している。


 つくば近辺が一番危険だった。まず、スピードが一般道で100km/hr出している車がざらで、飲酒運転も当たり前。

 トドロも、一旦停止無視で右横から前輪に追突されて、ジープタイプでなければ、脚を持って行かれていたと言われてゾッとしたことがある。当たる瞬間、アドレナリン全開で、運転手の顔がはっきりと見え、ハンドルを冷静に切ったので、民家に突っ込まずに済んだ。

 また、いつも通っていた本屋に車が突っ込むということもあった。その日は偶然、本屋に立ち寄っていなかった。

 無理やり抜いていった車が、赤信号で自分の前に並んだ。青信号になって出てすぐに、右からブレーキを掛けないトラックにぶちかまされて、分離帯まで飛ばされて炎上と言う惨事には、自分の運に感謝したものだ。車が当たる瞬間、トラックの運転手が笑っていたのをしっかりと見ている。傍のガソリンスタンドの兄ちゃんたちが、消火器を持って駆け付けたので、自分はその場をあとにした。


 さて、高知県における車の運転では、驚かされることがいっぱいである。これ程、全国レベルとギャップを感じたのは、高知県だけである。危険度の高い順に整理していく。

(1)飲酒運転が相変わらず多い。
 どうかしてるぜ。飲んだ時は、とにかく車に乗らない。車で寝るだけと思っても、結局は運転しまうものだ。

 自分は、奈半利の街で飲んだ時は、2kmちょいを歩いて帰ることにしている。となりの田野の街で飲んだ時も、てくてくと歩く。タクシー使ってあげたいのだけど、年1回ぐらいかな、「おつりはいいです」と千円札を1枚置いていくのだ。

(2)赤信号に変わっても、2台は交差点を通過していく。
 黄色信号でブレーキを踏んで止まろうものならと、後続車は止まろうとせず、右折レーンを通過していく暴挙ぶり。後続車が接近しているのを確認できたら、スルーするのが賢い。逆に、信号機で青になったからといって、急発進してはいけない。

 一番びっくりしたのは、最近開通した東部自動車道の野市I.C.で、完全に赤になって止まっていたら、後ろのトラックが止まる気配がない。やばいと思ったら、狭い左脇をすり抜けていった。すでに向こうは青信号に切り替わっていたし、無茶苦茶だぜ。

(3)右折左折で、ウインカーを出さない。
 前の車や前方から来る車が、何だろうと思うような速度の落とし方をしたら、要注意。農作業の軽トラはもちろん、年配者の車に多い。

(4)車間距離が詰め過ぎ。
 ちょっとした玉突き事故が絶えない。

 逆に車間距離を開けていたら、無茶苦茶に割り込んでくる。まあ、全国レベル程度だけど、割り込んでからブレーキを踏まれるので、困ったもんだ。

(5)他の県よりスピードは控えめであるが、高知県東部では国道55号線を猛スピードで飛ばす車がそこそこいる。

 追い越し禁止車線やカーブでも、バンバン抜いていく。抜かし方が下手糞で、抜いた後すぐに車線を戻してブレーキを掛ける。悪気はないのだから、性質が悪い。夜間は、iPhoneをドライブレコーダにしており、明らかに無茶苦茶な車は、警察に取り締まってもらうことにした。

(6)奈半利町の街中で、国道55号線を不意に渡るご老人がいる。
 こちらが青信号の交差点でも、嘘だろうというタイミングで渡り始める。まったく車や信号を見ていない。3人おられる。高知県では、未明にトラックがご老人をひくというニュースが絶えない。

(7)高知県の道は、意外に分かりにくい。
 東西に国道が一本走っているだけなので、一本道かと思えば、旧道や緩やかなカーブが曲者で、そんな場所で事故が多発している。ガレコレの近所で言えば、法恩寺坂の東口にて、室戸方面から進んで、緩やかな右カーブで上り坂になっているところで、ガードレールに自爆という車が絶えない。最近ようやくガードレールが直ったが、何の改善もみられず、また1年以内に事故が起きると予言できる。花田へのY字路も、結構突っ込んでいる。安田町の田野町寄りの旧道交差点、室戸市の浮津の旧道交差点も、曲者。

 10年前の高知市では、一方通行ばかりで、下手なカーナビでは役立たないこともあった。今は、どうなっているだろう。

(8)ライトを付けない。
 朝方はライトを付けているが、夕方のトワイライトゾーンで、ライトを付けない。かなり、暗くなっても、ライトを付けない。

 何人かの発言をまとめると、見えているからというではなく、勿体ないからとなる。貧乏県のせこい考え方である。

(9)サングラスが必需品。
 国道55号線をはじめ、東西に延びている道が多い。朝夕は、太陽が目の当たりになるので、サングラスがあると助かる。

(10)自信過剰。
 運転が上手いと思っている人が多い。笑ってしまう。自分に非があっても、謝ろうとしない。謝ったら負けという姿勢が、徹底している。


 さて、高知の交通と言う風土が、人格形成にも深く携わっている。基本的に、東西に長い道が1本。迷うことなく、進んでいれば、いつかは目的地に辿り着く。工夫よろしくなく、予習復習せず、極めて楽観的なのは、温暖な気候と並んで、ここからも来ていると感じる。

 車社会になってから、ある種の変化があったと推測できる。狭い一本道では、邪魔な速度の遅い車をどう抜くかが問題となる。それと同時に、遅い車が道を譲るということも考えられるが、高知では稀有である。登坂車線であっても抜かれるのが嫌なのだ。

 片側二車線および高知市内の1.5車線であるが、高知では追い越し車線と通常車線が逆転している。もちろん、そんな交通ルールは無い。エスカレーターでどちら側に寄って立つのと同様に、自然とそうなっている。自分は割と速いんやという気持ちが、追い越し車線を走らせていると推測している。

 「道が悪いから、ルールには従わんでいい」との発言もあった。たしかに、そうかもしれない。自分も、そう思うことがしばしばある。やはり、人格形成に多大なる影響を及ぼしている。

 一つ注目していることがある。それは、高知市において、道が急に増えて、かなり複雑になっていることである。これが、高知人をどのように変えるのか、興味のあるところである。
 
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