2014年10月11日(土)
[488] 総復習 #■合気道19:00~20:40/岩瀬、新徳、黒岩
テーマ:脱線してばかりで、いろいろやったので、このブログでは、総復習とした。合気道だけがそうと言うことではないが、何々をしてから次をやるのではなく、何々をしながら次も発動している。もちろん、術の発動に順序はある。1、2、3・・・と区切ってやるのは、あくまでも術の理解を促すためであり、それが基本動作ということではない。
・接触した手刀で、一本に繋ぐ。
・表技では、相手の腕の下を、自分の手刀の薬指が潜る程度。
×自分の手刀を切って、相手の腕の下を完全に潜ってはいけない。
・裏技では、接触した瞬間、相手の腕の下で、自分の手刀の薬指が引っ掛かる程度。
・繋がり始めてから、相手の腕に対して山越えに入る。
・繋げながら、相手の上澄みを取る。
×繋げてから、相手の上澄みを取るのではない。
・一本に繋いだら、鞭として扱い、波を伝える。
×鞭を大きく振り回しては、単なる紐と化す。
・相手の楔ラインに手刀で攻める。
・相手の心臓の表面左右に攻める。
△上澄みの背側腹側はあるが、手刀の攻めに関して、相手の心臓の表面前後に対しては無いと考える。
・楔ライン間は、蒲鉾の軌跡で移動する。
・特に心臓の表面間は、瞬間移動のつもりで行う。
×蒲鉾の高が大き過ぎると、鞭の考え方と同様、意味を成さない。
・相手が攻撃してきた腕を、相手にとってお荷物にしてしまう。
・相手の腕を、相手の心臓の楔ラインに合わせる。
・相手の腕を、やじろべえの腕にして、ゆっさゆっさ動かす。
×相手の腕を、ブン回すのではない。
・相手の身体を利用する。
×相手の攻撃の力や速度を利用するというと、語弊がある。
・表技も裏技も、自分のいたところに、相手を通す。
・自分が、相手に押し出される感じである。
×先に移動してから、相手を引き込んでくるのではない。
・自分の心臓のどちらかの表面に、相手を持ってくる。
×漠然と相手を持ってくると、相手を呼び込むことになる。
・相手と自分は、交わらない。
・表技では背中側、裏技では腹側に、相手は捻じれ倒される力を感じる。
・相手の上澄み、そしてその半分の半分を持ってくる。
・相手の前足を、地に張り付ける。
・相手の後ろ足を、剥がして飛ばす。
×表技で腹側に倒しては、相手を呼び込むことになる。
×自分を軸として、相手を振り回すのではない。
×合気道では、円の体捌きとよく言うが、遠心力とは無関係である。
・相手と自分は、質量がよく似た双子惑星と考えるべきである。