2014年8月2日(土)
「24時間以内に死んで」 #知人 東京の中2自殺を考える。父親が長男に言い放った言葉だそうが、長男には、自己主張とあてつけに、自殺を選択したのであろう。父親への失望や、虐待からの逃避も考えられるが、そのように思う。
某役場でも、同じようなことが起きて、1年間だけだったが、かつて一緒に働いた者を失った。たしかに、その者にも問題はあったのだが、指導的発言を逸した自殺の促しは、卑劣な犯行である。その後、問題にもならず、今でも関係者に不信を抱いている。
自分も、学生時代に、部活で後輩を虐待し、辞めさせてしまったことがある。その後いつも思うことだが、理念の相違とまでは高尚ではないが、お互いに許せないところを抱えており、近い間合いでは衝突は必然であった。お互いに距離を置いて付き合わなければいけないこともあることを、大人として覚えなければいけない。「可愛さ余って憎さ百倍」では、詰まらない。
自殺は、その者にとっては可能性に見えるのかもしれないが、傍から見れば、行き止まりである。「人生、回り道あっても、行き止まりなし」を掲げる自分にとっては、最も消極的選択としか感じられない。