2014年6月30日(月)
桂浜水族館ショー中止 #＠店・商品

　高知新聞朝刊にて知った。

　桂浜水族館は、トドロのお気に入りの観光スポット。イルカ・アシカショーは大好きなイベントで、半日楽しめる。ガレコレへの訪問者とともに、2年に1回ぐらい、訪れている。

　そのショーが休止になっている。直接的理由は、飼育スタッフ9人中5人が離職したためである。

　新聞記事からだけでは判断できないが、飼育課長を諭旨解雇させた経営陣側の行き過ぎたパワハラのように思える。渡邉恒雄氏の暴言を許してきた国民性からも、パワハラには寛容なのが問題なのだろう。

　この件に限らず、技術職は軽視され続けている。ただでさえ、技術職の人々は、技術向上には、自分の時間とお金を惜しまずに対応してしまう。管理職しかり、安倍政権しかり、うまいように技術職を使えばいいという雰囲気が高まるこの頃である。

　技術には、流儀がつきものである。流儀が異なる環境では、技術者は苦しむことになる。まして、昔の牛馬のように扱き使われていると感じられれば、自尊心の強い技術者が離れることは当たり前である。

　急きょ飼育スタッフを募集しており、ショーの再開を7/20頃をめどに模索している。確かに、飼育スタッフになりたい人は、たくさんいる。しかし、自由を微塵も感じられなければ、おもむくことは無いだろう。