2014年4月15日(火)
[445] 手刀の反し #■合気道19:00~20:40/岩瀬、新徳
テーマ: 手刀の反しで、相手の体を制御する。ここには、手順を示すが、相手がどう感じているか想像してやらない限り、無意味な動作になってしまう。反しは、回しではなく、ひっくり返すのでもない。船でいうところの、舵や艪だと思って、手刀の斜によって、相手を導く。
【片手持ち 流し裏】
・自分の片手を、相手が両手で掴む。習得するために、片手になり、最後には、ほぼ触れるだけで行った。
・相手に掴まれなくても、浮きとテンションを保つことにより、相手の手が離れない。
・相手の腕の下を、自分の手刀がチュルンと抜けていく。
・親指を関節で消して、相手の腕の下を通っていく。
×手首は、まだ通さない。
・相手の腕の1/4軸(人差し指、上部内側)で、相手の腕を傾ける。
×相手の腕を回そうとすると、うまくいかない。
・相手の腕が傾いたところで、手刀全体を抜く。
・手刀が抜けたところで、そのまま相手の脇に手刀を向ける。
・相手の脇で、相手の肩が畳まれる。
×相手の肩を突き上げるのではない。
・手刀と言う竿がしなって、テンションが保たれる。
×竿を折ってはいけない。
×この動作が無いと、手刀が外れたり、引っ張ったりすることになる。
・自分の体を、二本線の内の反対の一本線に移し、相手の崩れT字になる。
×反対の一本に移さなかったり、相手の中心のラインでT字にしては、流しがうまくいかない。
×半身で前足が、反対の一本線に十分に乗らず、後ろ足だけ動いて、回転してしまうことが多かった。
・体の移しとほぼ同時に、自分の手刀を外120度に向け、外側に大きな空間をつくる。
×手刀を振り回してはいけない。
・レ点の反しで、手刀を戻し、相手を流す。
【片手持ち 一教裏】
・流しで、手刀を相手の脇に向けてから、流さずに一教裏に繋げる。
・手刀の位置とテンションを崩さずに、入身する。
×相手の肩の方向に、突き押してはいけない。
×相手の腕を、引き回してはいけない。
×進み過ぎない。
・相手とL字になる。
・共有空間を、横から攻めている。
・相手の脇は、限りなく閉じる。
×相手の肩の方向に押してはいけない。
×相手の腕を、引き回してはいけない。
・相手の脇を開き、引き落としに繋げる。