2014年1月25日(土)
[425] 流しの実戦 #■合気道19:10~21:00/岩瀬、新徳
テーマ:流しが、技の中でどう使われていくのか、味わう。
【歩み】
・見かけ上、指摘するところはない。
・あとは、意識レベルの問題である。
【流し】
・手刀を立てる。
×寝かすのは、後の話。
・垂直に拘る必要は無いが、限りなく垂直に近い立て方を要求する箇所もある。
【中段突きの流し】
・突きに対しての触れを味わうために、相対体捌きである転開の捌きで感覚を養う。
・いつもやっている山越えとは、逆の開きである。
・手刀は、前で触れ、相手の突きにブレーキを掛けながらの制御となる。
・斜め前で触れて、相手の力で90度になる。
×初めから90度では、相手の突きを制御できなくなる。
・薬指の第二関節辺りが、手刀の重心的ポイントである。
・手刀を立てて、立てて、寝かす。
・二回目の立てが大事。
×すぐ寝かせてはいけないということ。
・手刀は、垂直、水平に拘る必要は無い。
・体、肩、腕のつくりと動きに従う。
×手刀の返しというが、回転ではない。
・例えば、片手持ちで、相手の手の内で回転しては外れる。
・幾つかの技に繋げてみた。
・四方投げ、一教表と裏、腕拉ぎ投げなど。
【剣の素振り】
・狙いが揺れ動く。
・相手の心臓表面(近)←→
相手の心臓表面(遠)
・相手の正中線を外す。
・体が、剣(手刀)に従う。
・柳でのように、自然に揺れる。
×体を主体にして動かすのではない。
・突きでは、剣が伸びる。
・手刀を地から上げ、天に向けようとすると、剣の重さと合成されて、前に飛び出る。
・手刀の意識的方向と剣の進行方向は、同じではない。
・剣は、自然に若干斜めになる。
×剣を初めから斜めに出すのではなく、あくまでも結果。
×剣を垂直に立てるとか、水平に寝かすとかは、不自然。
・斜めであることが、相手の剣と合わさったときに、相手の剣を制御できる。
・結果的だが、刃こぼれを免れる。
【体捌き 四方捌き】
・足をT字に組む。
・実際には、L字に踵が出るくらいである。
・足を組んだ状態から、スッと沈んで、座法になれる。
・スッと肩が進み、半身になる。
×腰を捻らない。
・剣の突きの練習の要領。
・レ点の返しと前後の相手の6ラインを意識して、転体する。
×手刀(剣)を振り回すのではない。
・ショートレンジ~ミドルレンジでの捌きに有効である。
・昨年までは、ロングレンジでの捌きを、重点としてきた。
・ショートレンジ~ミドルレンジは、上級者向けの捌きと考えて、今年前半はゼロレンジの習得に励むこととする。