2013年11月28日(木)
死後の世界か #※トドロ 『奇跡体験!アンビリバボー』で、脳神経外科の世界的権威の医師が臨死体験したことを放送していた。
トドロは、死後の世界は無いと思う。臨死体験などの現象は、脳を含む体の反応で説明できる。死に際に、走馬灯のようにと言われるように、脳の暴走と処理は、とてつもないと考えている。
聴覚が死んでいても、手を握った際の触覚は、最も原始的認識と言えるだろう。記憶するのが脳だけではないことは、生命の成り立ちから考えれば当然だろう。
魂の重さだって、人間以外の生物で実験すれば、とうに計測されて、周知の事実となっているはず。要は、人間にのみ魂があるという含みを残しておきたいのだろう。短絡的な放送内容だなあと思ったが、この手のお話は今も昔もそう変わらない。
トドロにおいて、合気道の夢に、故先生や見知らぬ老人や漫画の主人公が登場する。登場するキャラクターが、何故、ジョミー・マーキス・シン(竹宮惠子作/地球へ...)なのかは、分からない。体術的には武術と全く関係ないが、相手を感じるという点で、超能力者を用いているのかもしれない。でもそれならば、超人ロックのほうが適任のような気がするが、あまりにも壊滅的な力の持ち主なので、合気道には合わないのかな。
故先生や見知らぬ老人が、死後の世界から教えに来てくれているとすれば、何と果報者だろう。確かに、そんな感じもするし、生前にこんなこと教えてもらってたっけと、不思議に思うこともある。しかし、長年の積算と偶発的触媒によって、導き出されたと考えれば、納得もできる。
テレビの内容と照らし合わせると、見知らぬ老人こそ、死後の世界の人物であると騒ぎ立てることもできる。過去の人物のようにも見えるが、未来の自分のように思えてならない。潜在的意識の自分は、とうに答えを導いていて、表面的意識の自分にそれを伝えに来ているのかもしれない。
新しい発見、否すでに教えて頂いていたことなのだが、一筋の光が見えると、故先生との思い出が先に立つ。あの時のあの言動は、こういうことだったんだと味わえる感覚は、何物にも代えがたい。