2013年10月5日(土)
[396] 流し表/合気入身投げ #■合気道19:00~21:15/岩瀬、新徳、黒岩
○テーマ:手刀の使い方
・一つの手刀で、複数箇所を同時に攻める。
・攻めは、非対称である。
・相手が感じる軌跡、自分がイメージする軌跡、外から見える軌跡は、本来1つの事象なのだが、三者三様で異なっていると考えたほうがすっきりする。
×外から見える軌跡を、いくら追いかけて真似ても、本質には辿り着かない。
・例えば、当道場でよく言う白波の軌跡や、合気道で一般的に用いられる流気図などがそうである。
【流し表】
・最後の出足は、通常の出足より小さくなる。
・丁寧に、足裏を天から落とす。
×足裏を、横に摺ってはいけない。
×足裏で、動きを止めてはいけない。
・手刀は、一歩前からつくり始め、最後の出足ではすでに解放にて浮き進んでいる。
・出足と出足の間で、手刀をつくる。
×出足のタイミングと手刀のつくり/解放が同じではない。
・相手に持たせるときには、手刀は立っている。
・手刀が立つのと、手刀をつくるのとは別物である。
×手刀を寝かせてしまっては、手刀の反しが使えなくなる。
・手刀で、相手の体を舐める。
・この手刀の動きが、遊びや糊しろである。
・手刀は、立ったまま。
×引っ掛けたり、引っ張ったりしない。
×オーバーランしてはいけない。
・手刀を反して、相手の上澄みをとる。
・自分の脇を開けることなく、転体する。
・運足は、足指から動くイメージで行う。
・転体したとき、手刀が自然に立つ。
・この感覚を、養うべし。
×手の平が天や地では、次の動作に繋がらない。
・合気道の図解や写真でよく見られる手刀のポーズに、騙されてはいけない。
・1つの手刀で、相手の両腕を通じて、左右二箇所攻めている。
×左右同じようには、攻めていない。
・よくばれば、相手の足の裏も攻めている。
【合気入身投げ】
・手刀を相手の米神に当てて、投げるところをクローズアップ。
・茶筒の倒しで行う。
・1つの手刀で、触れた頭部を通じて、左右2箇所攻めている。
・左右とも、相手の背面の方向に進むが、相対速度が異なるため、相手は回されたと感じる。
・手刀の上下を調整して、相手の足の裏を剥がす。
P.S.
練習後、頂き物のラーメンと肉と落花生、ビールとワインでちょこっと。新徳くんは、車で帰るのでヤクルト。黒岩さんは、泊まって、明朝魚釣りに行ったかな?