2013年9月29日(日)
ICU(集中治療室) #医療 高知医療センター3Fにある救命救急センターに、初めて入った。不謹慎だが、だだっ広い空間に、患者さんが実験台のように並べられており、これぞ医療現場という雰囲気に、背筋が凍る思いがした。
まあ、一番奥に運び込まれた知人が穏やかな表情だったので、緊張が解れた。先生方の真摯な受け答えは、現状を納得するのに十分で、少し安堵した。悪いところは悪いと、分からないところは分からないと言ってもらえると、様子をみましょうという言葉に対して、お任せしますと心から言える。
高度医療は、身近で、必要不可欠だと、今回つくづく思わされている。それと共に、転院先の体制・機能・知見・精神が不十分であることが、不幸を招いていると思い知らされている。家族も首を傾げながらの療養生活である。地域医療の問題点が、また一つ浮かび上がってきた。
トドロは、観光産業に深く携わっており、関係者からはすぐに連携という言葉が発せられるが、まずは1つ1つを磨かないとねと、何度も思わされている。自分のところで何ができるのか、連携に何が望まれているのかを論じないのであれば、安易に連携という言葉は使うべきではない。
P.S. 翌日、病棟に移ったと連絡が入る。火曜日に行くとHCU(高度治療室)に移動しており、少し回復している。
P.S.2
その後、川村病院に戻り、12月末に退院。元気を取り戻されている。