2013年9月25日(水)
IE8のキャッシュが起因か? #■パソコン・通信 ガレコレのホームページでは、WindowsXP+IE8で閲覧されている方が大半で、Webプログラム作成の依頼でもそうだ。なので、WindowsXP+IE8をベースにWebプログラム開発して、他のブラウザに適合していくやり方を取っている。古いブラウザで動くならば、新しいブラウザでも何とかなるだろうということだ。
しかし、このやり方を捨てる時期に来ていると、失敗により痛感した。安定していた古いものが、常に安定しているとは限らないからだ。
WindowsXPは、来年2014年4月9日(日本時間)までサポートされるが、IE9以上は利用できない。パソコンが壊れない限り、我慢してご利用されているに違いない。
先に、結論を述べておくと、WindowsXPであればなおさら、Firefox
または
Google
Chromeをご利用下さい。
さて、Webプログラムを開発するに当たって、IE8に不可解な現象を確認した。というより、以前からあったが、無害として見ないでいた。どうやら、複数のバグが複雑に絡み合っているようだ。以前に開発したIE8用のWebプログラムが、一度読み込んだ後、再読み込みしないと、正確に動かないものがある。今回の失敗は、エラーになるはずが、動いてしまった。まあこれも、一旦IE8を再起動すれば回避できたことだったが、後の祭りである。
ローカルファイルおよびインターネットファイルでも同じ現象になる。HTML4.01/HTML5、Shift_JIS/UTF-8を問わず。Lunascape6(Tridentエンジン)はIE8に依存しており、一部同じ現象を確認した。IE10を含む他のブラウザ最新版では起きない。高速表示戦争の代償かもしれないと、キャッシュを設定し直しても、同じ現象が起きる。
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【インターネット
オプション】
[全般]タグ>[閲覧の履歴]>[設定]ボタン
クリック
【インターネット一時ファイルと履歴の設定】
[インターネット一時ファイル]
再表示の高速化のため、Webページ、イメージおよびメディアのコピーが格納されます。
保存しているページの新しいバージョンの確認:
○Webサイトを表示するたびに確認する(E)
○Internet
Explorerを開始するたびに確認する(S)
●自動的に確認する(A)
○確認しない(N)
※上記の選択を、すべて試してみた。
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IE10の不具合ならは、Microsoftに掛け合うのだが、IE8じゃ門前払いだろう。
『子猫の手
for
IE』を、WindowsXP+IE8で、てぐすね引いて待っておられる方もおられるので、これら現象が回避できるのか、もう少しだけ研究してみよう。・・・P.S.
致命的なものに関しては回避できた。ホッ(^o^)v あとは、もういいや。
P.S.
今風のページにしたいが、未だにIE6でも閲覧できるようにとのご要望もしばしばある。確かにIE6は非常に安定したブラウザだが、すでにお墓の中で眠りについているブラウザである。何とかしてみるものの、そろそろ限界がきている。ご依頼者にはなかなか信じてもらえないが、IE7、IE8もしかり。時代はスマホに移り、Google
Chrome,
Safariが主流に成っている。
P.S.2
Webプログラム開発環境を、Window7+IE10をベースにする。
P.S.3
IE11
Previewでは、一般的なWeb標準のサポートが更新されているそうだ。対応が遅すぎた感もあるが、喜ばしい。