2025年12月12日(金)
USB3で充電 #■パソコン・通信
USB [Universal Serial Bus]は、パソコンなどに
マウス・キーボード・メモリ・プリンターなどの周辺機器を接続してデータ転送や電力供給します。スマホの充電にも使われています。
今回は、スマホの充電に絞って、解説します。現在、スマホの主流は、バージョンはUSB3、端子はTypeC-TypeCです。
USB3は、USB3.2として統一されており、端子がTypeCであれば、特に考慮する必要はありません。
スマホの急速充電には、PD [Power Delivery]対応のコンセントアダプタおよびケーブルを選んで下さい。デバイス(スマホ・タブレット)・ケーブル・コンセントアダプタの全て3つが、PD対応でなければなりません。1つでもPD非対応の場合、急速充電はされません。iPhone8からPD対応しています。現在、20W製品が主流です。
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・コンセントアダプタ: PDと明記。
・ケーブル: 20W、60Wなど、容量が増えれば、太くなる。
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一昔前は寝ている間にフル充電したものですが、今や30分〜1時間でフル充電できます。急速充電はバッテリーに良くないと言われますが、スマホの買い替え時期を考えると、急速充電でも問題ないでしょう。
P.S. PDは、電力の供給・受給を自動で切り替えられる「ロールスワップ」機能も特徴です。
P.S.2 QC [Quick Charge]というQualcomm社の規格もありますが、現状、考慮不要です。
P.S.3 リチウムイオンバッテリーは、充電完了後もケーブルを挿しっぱなしにすることで、常に満充電に近い状態が維持されます。しかし、これはバッテリーに負荷をかけ、劣化を早める要因となります。
P.S.3-2 コンセントアダプタは、指しっぱなしだと待機電力が発生するとあります。この情報は不確かなのですが、コンセントも抜いておいた方が賢明です。