2024年11月19日(火)
米国、ロシア領内に長距離ミサイル使用許可 #核・戦争
まだ、アメリカの正式な発表はありませんが、ネットだけに留まらず、NHKニュースにもなっています。
ウクライナ侵略から1000日目の本日に、区切りとしてそうあってもおかしくはありません。と言うより、アメリカ大統領選挙が終わり、民主党がボロ負けしたことにより、バイデン大統領が、残りの任期中に、大きく動くと予想されていました。これは予想の範囲内です。
それにしても、またアメリカ民主党だと戦争かと、歴史を振り返ってみたくなります。まあ、アメリカは世界各地でいつも戦争に関与してきましたが、自分が記憶する限り、民主党がふっかけて、共和党が尻拭きする歴史と認識しています。
1915-1918 第一次世界大戦
・ウィルソン(民主党):よく知らないので、あとで追記します。
1941-1945 第二次世界大戦
・ルーズベルト(民主党):終戦4ヶ月前に脳卒中で死亡。
・トルーマン(民主党):原爆投下に、署名したとか、しなかったとか。
1950-1955 朝鮮戦争
・トルーマン(民主党)
・アイゼンハワー(共和党)
1955-1975 ベトナム戦争
・ジョン・F・ケネディ(民主党):1963年暗殺。
・ジョンソン(民主党):泥沼化。
・ニクソン(共和党):ベトナム戦争の終戦を宣言。1973年に米軍がベトナムから撤退。
1990-1991 湾岸戦争
・(パパ)ブッシュ(民主党):日本は、湾岸戦争の後に、国連平和維持活動[PKO]への自衛隊参加を可能とするPKO協力法を制定。
2001年9月11日 アメリカ同時多発テロ事件
2001年10月7日-12月7日 アフガニスタン戦争
2001-2021 アフガニスタン紛争
・(息子)ブッシュ(民主党):テロとの戦い。
2020年2月29日 ドーハ合意:ドーハにおいて、ターリバーンとアメリカ間で調印。アフガニスタン政府の頭越しだったので、その後も、紛争が続き、最終的にターリバーンが政権を掌握。
・トランプ(共和党)
ロシアは、年内に、首都キーフの占領を試みるでしょう。ミサイルの嵐で壊滅作戦に出る口実を与えたに過ぎません。
その過程で、ウクライナ西部に、補給物資を断つためと称して、核攻撃を予告無しで行うでしょう。首都キーフや東部には、核は使いません。NATOやアメリカは、報復核は、使えません。EUの一部の国が、盟主を気取りがたい為に、独断で報復核を使用する可能性はあります。
「窮鼠猫を噛む」なら、まだ微笑ましいと思えますが、「虎の尾を踏む」行為に当たると考えます。「虎穴に入らずんば虎子を得ず」とも、「君子危うきに近寄らず」とも、諺は屁理屈です。自分側の都合で諺を用いるのではなく、相手側を考えて、言葉を発したいものです。
いずれにせよ、このような戦争は、全面降伏を勝ち取る以外、決着しないと考えられます。
外交は、本音で語り合えない、見せかけのパフォーマンスとしか見えません。いつの時代も、そうなんでしょうが、戦争が起きる前までと終結後しか、外交は役に立ちません。