2023年12月21日(木)
少人数で稽古、技の数を限定 #■合気道

　メリット、デメリットは承知の上です。本当に強くなるには、大勢と手合わせして、多種多様な技を練習する必要があります。

　そして、現実問題として、片田舎では、練習時間や練習相手を確保するのは難しいことです。合気道場は以前週3回やっていましたが、現在週1回なので、自分はここぞとばかり、動き回って楽しんでいます。

　最近は、一つの技を題材にして、感覚に関して詳細を口伝を交えて教えています。かなりの要素数になっていますが、すべてを使いこなす必要はありません。ただし、一つ一つの要素をある程度習得できるまで、繰り返し練習します。

　まあ、こんな教え方なので、一度に大勢はそもそも無理です。

　故師範の道場には「来るなら主将だけ来い」と言われてきましたが、分かる気がします。そこをなし崩しで、幹部全員＋α通わせて貰ってました。しかし、師範と手合わせしてもらえるのは、主将である自分がほとんどでした。道場後の幹部会で師範の技を話し合ったり、翌日朝練で希望者に伝えてましたが、今考えてみると、視点の誤りから正しく伝えていなかったと反省しています。

　後ろめたくも、今それが自分の財産になっており、合気道を続けている原動力になっています。