ガレコレ [Garage Collection]
2023年12月15日(金)
型と効果 #■合気道
 故師範からは、「岩瀬流の道場を開いてみろ」と言われて、2007年1月から何とか継続しています。「合気道の本を書いてみろ」とも言われていますが、まだこのHPでメモ書きしている程度です。

 自分の技や術や感覚が確立していったのは、道場を始めたからと確信しています。それまでは、単なる物真似です。

 故師範と自分とでは、体格が全く異なります。身長差もそうですが、自分は腕が比較的に長いので、師範の手刀の捌きを、そのまま真似ても、上手くいきません。

 まさに、自分と自分の一番弟子の体格差もそうです。自分の一番弟子は故師範の体格に似ているので、故師範から直接教わることができたら、自分が抱えていたジレンマも無かったでしょう。

 最近になって、手刀で引っ掛けるのは間違いとして、手刀で誘導することを重視して練習しています。

 故師範の手刀は、肘がかなり伸びて力が入っている様に見えるにも関わらず、その腕は軽いの一言でした。間合いと手刀は、密接な関係があります。自分の長い腕で、形を真似ても、ダメだった訳です。

 一番弟子は、肘を伸ばして、自分と同じ効果を出せるように、試行錯誤しています。「形ではなく、効果をコピーする」と自発的に言っており、頼もしい限りです。でも、少しは、自分の形からヒントを得てくれればと思うのですが。。。
 
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