ガレコレ [Garage Collection]
2023年1月12日(木)~3月31日(金)
終生免疫からの推察 #医療
 コロナワクチンに効果があるとしても、1年に3回以上も接種しても構わないものなのかと不安に思われている方も多いと思います。その不安は当たっています。

 完璧な背理法とは言えませんが、現行のmRNAコロナワクチンの否定を論じてみます。



 現在、『終生免疫』と考えられているのはいわゆる『おたふく風邪』ぐらいで、『麻疹』『水疱瘡』は20年で免疫が低下することが分かっています。

 これらの原因ウイルスは、遺伝子変異が遅いと考えられます。また、リンパ節や身体全体に感染したウイルスに対して、免疫期間が長くなることも推察できます。

 最近、50歳以上に発症が多く見られる『帯状疱疹』は、水疱瘡と同じウイルスです。50歳以上の方にもワクチン接種の効果が認められることから、免疫系のメカニズムの機能低下というより、原因ウイルスを記憶している『免疫記憶細胞』が減少したことを意味しています。まあ、免疫の観点からも、生物としての人間の寿命は50歳そこそこに設計されているのでしょう。



--参考--
[プレジデント 2020年7月3日号]
なぜ一度病気にかかると、二度と同じ病気になりにくいのか
コロナで注目される「免疫力」とは
https://president.jp/articles/amp/36781?page=3
活性化したB細胞の一部は、抗原を記憶して「メモリーB細胞」に転化する。通常のB細胞の寿命は数日から数カ月だが、メモリーB細胞は数十年と長い。


[Wikipedia]
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/メモリーB細胞
寿命

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/メモリーT細胞
恒常性維持


※B細胞のBは、Bone marrow(骨髄)の頭文字です。B細胞は、骨髄で産生され、骨髄内で分化・成熟します。

 T細胞のTは、Thymus(胸腺)の頭文字です。T細胞は、骨髄で産生され、胸腺で教育されて分化します。
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--補足--
       造血幹細胞@骨髄
    ┌────┴─────┐
    ↓          ↓
  骨髄系幹細胞    リンパ系幹細胞
 ┌──┴┬───┐     │
 ↓   ↓   ↓     ↓
赤血球 血小板 白血球   白血球
        ・単球   ・リンパ球
        ・顆粒球


白血球
 │
 ├単球     10%弱
 │ ├樹状細胞
 │ └マクロファージ
 │
 ├顆粒球
 │ ├好酸球  1~5%
 │ ├好中球  40~70%
 │ └好塩基球 0~1%
 │
 └リンパ球   20~50%
   ├NK細胞 [natural killer cell]
   ├B細胞
   └T細胞
     ├キラーT細胞
     ├ヘルパーT細胞
     ├レギュラトリーT細胞


B細胞
 ↓産生
抗体5種類
(免疫グロブリン、immunoglobulin)
・IgM
・IgG
・IgA
・IgD
・IgE


免疫記憶
 │
 ├獲得免疫の記憶
 │ ├B細胞
 │ │ 転化└→メモリーB細胞
 │ ├キラーT細胞
 │ │ 転化└→メモリーキラーT細胞
 │ └ヘルパーT細胞
 │   転化└→メモリーヘルパーT細胞
 │
 └自然免疫の記憶
   ・クロマチンが解けた状態で維持
   (すぐに遺伝子情報が読み込める)
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 ここからが本題です。



 すべての『注射ワクチン』では、全身でIgGが産生されて重症化予防は期待できますが、粘膜(涙腺、鼻汁、唾液、消化管、膣など)でIgAはほとんど産生されないので、感染予防には成りません。

 一方、『経鼻ワクチン』では、粘膜でIgAが産生されて、感染予防になります。

 コロナワクチン接種において、感染部位が問われます。



 免疫システムを、冷静に考えて下さい。

 抗原(ウイルスまたはワクチン)が体内に無くなれば、順次、抗体が減っていきます。また、抗原量が少なかった場合、免疫記憶が十分に定着しません。

 mRNAコロナワクチン接種を繰り返すたびに、抗体の量が前回より一時的に増えます。メモリーB細胞による免疫記憶がなされている証拠です。



 さて、体内の抗体量を常に高めておくことは、ワクチンの運用方法にそぐいません。メモリーB細胞の寿命は数十年と長いのに、短期間で繰り返して行う『ブースター接種』の意味は何処にあるのでしょうか?

 オリジナルのコロナワクチンは希釈が必要でしたが、オミクロン株対応ワクチンでは希釈不用です。何故、最初から希釈不要にしなかったのでしょうか?

 欧米では、ワクチンの筋肉注射は一般的なようですが、筋肉注射では強い薬剤を多量の薬液で投与できます。

 わざわざ希釈して、マイクロシリンジで0.3ml (300μl)を投与したことに不自然さを抱きます。バイアルのラベルには6 doses after dilution(希釈後、6回分)と書かれていますが、ラベルは書き換えられても、生産ラインは簡単には変更できなかったと考えるのが自然です。

 本来予定していた投与量では危険と分かり希釈させて、短期間に何回も同じコロナワクチンを接種させたのでしょう。バイアルの液量を減らして希釈させたのは、苦肉の策と考えています。



--補足--
[Wikipedia]
筋肉内注射
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/筋肉内注射
 静脈内注射では投与できない薬、つまり血管内に入れると障害を起こすような作用の強い薬剤(油性や懸濁性の薬剤)、皮下注射では投与できない多量の薬液(おおむね5 mLまで)を注射することができる。


[Yahoo! ニプロ]
<ワクチン接種を支える企業>ワクチンを無駄にしない注射器と痛みの少ない注射針の秘密に迫る
公開日:2021年6月28日
https://issue.yahoo.co.jp/vaccine/article/202106/


[新型コロナウイルスワクチンの接種体制確保に係る自治体説明会(第18回)]
資料2
2.各ワクチンの取扱いについて
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000999867.pdf


↓以下は、オミクロン株対応コロナワクチン

[医療用医薬品:コミナティRTU]
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med_product?id=00070659

3.2 組成
販売名  コミナティRTU筋注
有効成分 トジナメラン及び
     ファムトジナメラン
     (RNA質量比として1:1)
容量   2.25mL
含量   0.225mg(RNA総量として)
添加剤
[(4-ヒドロキシブチル)アザンジイル]ビス(ヘキサン-6,1-ジイル)ビス(2-ヘキシルデカン酸エステル)
           3.22mg
2-[(ポリエチレングリコール)-2000]-N,N-ジテトラデシルアセトアミド
           0.4mg
1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン
           0.7mg
コレステロール    1.4mg
精製白糖      232mg
トロメタモール    0.45mg
トロメタモール塩酸塩 2.97mg

3.3 製剤の性状
販売名  コミナティRTU筋注
pH   6.9〜7.9
浸透圧比 約1.2(生理食塩液に対する比)
性状   本品は白濁した液である。
【色】  白濁
【剤形】 /液剤/注射


↓以下は、オリジナルのコロナワクチン

[医療用医薬品:コミナティ]
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med_product?id=00069248

3.2 組成
販売名   コミナティ筋注
有効成分  トジナメラン
容量    0.45mL
含量    0.225mg
添加剤
[(4-ヒドロキシブチル)アザンジイル]ビス(ヘキサン-6,1-ジイル)ビス(2-ヘキシルデカン酸エステル)
               3.23mg
2-[(ポリエチレングリコール)-2000]-N,N-ジテトラデシルアセトアミド
               0.4mg
1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン
               0.7mg
コレステロール        1.4mg
精製白糖          46mg
塩化ナトリウム        2.7mg
塩化カリウム         0.07mg
リン酸水素ナトリウム二水和物 0.49mg
リン酸二水素カリウム     0.07mg

3.3 製剤の性状
販売名  コミナティ筋注
pH   6.9〜7.9
浸透圧比 約1.8(生理食塩液に対する比)
性状   本品は白濁した液である。
【色】  白濁
【剤形】 /液剤/注射

6.用法及び用量
・本剤を日局生理食塩液1.8mLにて希釈する。
・初回免疫の場合、1回0.3mLを合計2回、通常、3週間の間隔で筋肉内に接種する。
・追加免疫の場合、1回0.3mLを筋肉内に接種する。


[ファイザー新型コロナワクチンに係る説明資料]
-ワクチンの取り扱い_希釈-
https://www.pfizer-covid19-vaccine.jp/ワクチンの取り扱い_希釈.pdf

原液量0.45ml
生理食塩液量(希釈)+1.8ml = 2.25ml
投与量0.3ml × 6回 = 1.8ml
--



 なお、ワクチンが有効なのは、新型コロナウイルスに限らず、ウイルスの遺伝子変異が遅い場合のみです。

 新型コロナウイルスが発生した当時、複製をチェックする酵素(NSP14[non-structural protein]:14番目の非構造タンパク質)を保有していることから、遺伝子変異は遅いと考えられていました。しかし、実際には、遺伝子変異は速いものでした。バランスの欠いた遺伝子構成に不自然さが感じられ、人為的に作られたウイルスかもしれません。

 すでに、オリジナルのコロナワクチンではオミクロン株には抗体の効果が無く、無選択な捕食能力を高めているだけで、もはやワクチンとは呼べません。さらに、オミクロン株対応ワクチンも、今後の変異株に抗体の効果が無くなることが予想できます。

 コロナワクチン接種を繰り返すことは、時代遅れの無意味なメモリーB細胞を増やすばかりで、メリットはありません。

 コロナワクチンは、ひいき目に評価しても、最初から時間稼ぎでした。イタチごっこにもなっていませんでしたが、NSP14が遺伝子変異したデルタ株で自滅終息もあり得ました。しかし、せっかくのチャンスにも抑えきれず、今や変異株が乱立する有様です。何事も初動が肝心ですが、ワクチンに頼るという大きな誤ちを犯した代償は計り知れません。



 コロナウイルスが発症した場合、血栓と炎症(サイトカイン)による臓器の損傷が致命傷となります。肺臓が真っ先にやられたことは、覚えているでしょう。決して、コロナウイルスが細胞毒性のタンパク質を産生する訳ではありません。

 これは、コロナワクチンにも当てはまることですが、注射投与なので、ワクチンは血液で全身に回ります。しかし、全身に均等に分散するのではなく、最も蓄積する部位は肝臓・脾臓・卵巣・副腎とされています。重要臓器が破壊される可能性が高いのです。



【まとめ】

①そもそも、遺伝子変異が速いウイルスに対して、ワクチンは通用しません。

②抗体量を常に高めておくことは、本来のワクチン運用方法にそぐいません。抗原を記憶したメモリー細胞を待機させるのが本筋です。

③注射ワクチンでなく、経鼻ワクチンならば、粘膜にIgAが産生されて、感染予防が期待できました。

④注射投与では、mRNAが重要臓器に蓄積する可能性が考えられます。

⑤コロナワクチンに使われているmRNAは、修飾によって分解されにくくなっており、自己免疫(自分の細胞を敵とみなし破壊する症状)を引き起こす可能性が考えられます。

⑥無用な抗体や免疫記憶細胞を増やすことで、どう影響があるのか分かっていません。変異株に対して、抗体依存性感染増強(ADE [Antibody-Dependent Enhancement])が懸念されています。

⑦ブースター接種では非選択的捕食を活性化しているだけで、これをワクチンと呼べるのならば、適当なアレルゲンを接種した方がマシです。



 上記は、決して空想ではありません。現行のmRNAコロナワクチンをこれ以上接種しないように、切に願っています。



P.S. 静岡大学農学部農芸化学科(現在、応用生命科学科)に在籍していたとき、研究室のゼミで、確かKさんとK.K.さんがタッグを組んで、自分達の領域ではない免疫の論文をやってくれました。B細胞、T細胞、NK細胞。30年以上も前に勉強したことですが、政治家・御用学者・マスコミで語られている内容は、この時点での論文のレベルにも及んでいません。

 昔に免疫学に触れていたおかげで、免疫に関してスムーズに学習できてます。コロナ禍でなければ、再度勉強することもありませんでした。懐かしい思い出であり、ありがたい思いです。


P.S.1-2 K.K.さんが修了後にF社に入社されたのにも、因縁を感じますね。


P.S.1-3 PCRを使用した実験も、出向先の研究室内で見てきています。

 自負できることは、色んなことを経験してきたおかげで、何にでもすぐに取り掛かれて、色んな視点から総合的に判断できることです。そして、何処ででも何とかなるという楽観者でもあります。


P.S.1-4 なお、自分は、出向先の研究所で、ラジオアイソトープを使用した実験もやっていましたので、放射線に関しても、そこそこの知識は有ります。

 福島の原発事故発生直後に、高知新聞中芸支局に集まって、議論したものです。最悪からの回避は、現場のご尽力の賜物で、神様が一度だけチャンスをくれた奇跡と感じました。原発は麻薬であり、脱原発は速やかに行うべきです。
 
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