ガレコレ [Garage Collection]
2022年6月29日(水)
ウクライナ商業施設にロシアがミサイル攻撃 #核・戦争
 今に始まったことでは無いが、ロシアがまた何かほざいている。支離滅裂な捏造論にはもううんざりだ。いつまで水かけ論で済ますつもりか?

 技術的には、複数の動画から三次元+時刻で空間統合して、事実証明できるシステムぐらい構築できるだろう。日本でも、ミサイル被曝を想定した、独立した監視カメラと通信網で、上空と建物を24時間撮影する必要をヒシと感じる。証明できなければ、ミサイル発射国からはデマや捏造と主張されるだけだ。

 日米安保は、実は片方の都合で破棄できる。日本からNoとも言えるが、アメリカからも言えるのだ。お互いの信頼が拠り所と言われている。また、アメリカが戦争を肩代わりしてくれるものでもない。安全保障とは、国が潰れないように応戦しますよと言うレベルである。冷戦時代に交わされた約束であり、安保闘争を経て、日米安保を鵜呑みにしたほとんどの日本人はアメリカが守ってくれると誇大解釈している。

 そして、今の日本の専守防衛では、ウクライナと同様に、攻撃を受け続けることになる。攻撃を受けてから、後手後手に憲法解釈をねじ曲げ、感情によって悪法を作成するより、事前に憲法改正を議論して、見識ある法律作成を進めるすべきと考える。

 政治家が明言を避ける言い回しは、通用しない時代に入っている。リアルタイム、アーカイブ、双方向性、スマホは、テレビによる変革の比では無い。信念が定まらず、発言もおぼつかない政治家は去るべきだ。

 経済制裁は、大国には効かないし、小国でも後ろ盾があれば問題回避できる。資金源を断つことは予想以上に難しく、そして諸刃の剣だ。経済制裁は、戦争を続ける口実にしかならない。新型コロナ対策はワクチンしかないと主張しているのに近い。

 中国とインドの動向も気になるところだが、アフリカの各国を、ロシアの属国にさせてはならない。ロシアは、一時的に甘味な手を差し伸べる。豊かになるのは、賄賂を掠め取る高官や政治家だけだ。政情不安にしか繋がらない。そうやって、経済制裁のシミが広がっていく。

 ロシアからのミサイルを止めるには、ことごとくゲス報道を潰していくしかない。ロシアを排除することに、多くの国は意義を見い出してしまった。蜂起するのは、ロシア国民でなければ、ロシアはこの先半世紀は三流国としてあしらわれるだろう。

 また、トルコが、北欧2国のNATO加盟に傾き、次のステージに移った。ロシアと言うよりプーチンには想定外で、追い詰められ、むしろ何を仕出かすか分からなくなった。幕引きのシナリオは色々あろうが、さらなる泥沼化は、今の各国リーダーたちの資質の無さにある。

 事態は、ロシアのさらなる勇み足により、モスクワへの都市攻撃も予想できる。人類は、核の代償をもってしか、この戦争を止めることができないのか? 国連がすべてにおいて機能していない。

 戦争のほとんどは、一方的かと思われても、次第に泥沼化していく。ジェノサイドは、実際には不可能な戦略で、それに近いことをやっても、反旗はひるがえる。停戦は、無数に交わされてきた。停戦学という研究が必要だと考える。
 
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