ガレコレ [Garage Collection]
2022年4月24日(日)
汝の隣人を愛せよ #核・戦争
 汝の隣人を愛することは、最も難しいのかもしれません。家のお隣さん然り、隣国然り。イエス・キリストが語る本質的な言葉と理解しています。

 自分の故郷は富山県旧新湊市です。実家の米穀店ではロシア人と交流があったので、年配の方々が抱いていた「ロシアのこん畜生」という念は薄いものでした。親父はそうではなかったでしょうが、顔に出すことはありませんでした。

 ロシア特有な考え方は、プーチン大統領に始まったものではありません。おそらく、未来永劫変わることがありません。諦めの言葉に聞こえるでしょうが、上手く付き合っていくしかないのです。

 日本人は一枚岩になりやすい民族だと感じています。それは「何故こんな酷いことをするのか?」という基本概念があるからと考えています。良くも悪くも、これが日本の風土です。

 逆に中国人は「何故やらないのか?」と言う人が突出しています。日本人と中国人が相容れない点と思います。

 ロシアの首脳陣は、いつの時代も「負けるはずがない」と考えています。中国とはこの点が異なります。いずれの過去の戦争においても、ロシア兵の戦死者が突出しています。大人数で威圧するやり方は、今回のウクライナ侵略でも昔ながらのロシアのやり方です。ウクライナがロシアの侵略を跳ね返せる可能性は、ここにあると思います。

 ロシアがベラルーシに核ミサイルを使わせる可能性が高く、その時点でモスクワを容赦なく壊滅させる意思があるのかと言えば、西洋諸国にはありません。自国への核攻撃以外は、報復核はロジスティックスには行われません。ロシアの核ミサイルがロックされていないだろう中国の核ミサイルで、この馬鹿げた戦争が終結するかもしれません。中国もロシアの隣人です。
 
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