2022年3月2日(水)
[1078] 公開練習19時～＠ガレコレ店舗 #■合気道

　『腰廻し（腰廻り）』は難解で、言葉から勘違いも生じやすく、ましてや自分自身が十分に修得しているとは言えないので、公開練習では教えてきませんでした。心臓を体外に出すイメージで体を移動して、足腰はそれに従うと教えています。

　毎回、新メンバーに合わせて教え方を変えています。今回の新メンバーと一ヶ月間やってみて、『腰廻し』が伝えられそうな感じなので、少しずつ試しています。


・背面の筋肉（背中、腰、臀部、太腿の裏、脹脛）を意識します。地に着いた踵から背面の筋肉を使って、力を出します。腹面の筋肉は使わない感じです。足先からだと、脚の表側の筋肉、腹筋を使ってしまいます。

・『臍下丹田』は腰骨の真ん中です。どうしても腹側になりがちなので、かなり奥と認識して下さい。臍下丹田の左右表面に小さな車輪が連結しているイメージで、今で言うインナーマッスルを使います。

・腰から移動したり、腰の中心軸で回転するのではありません。心臓と同じく軸は臍下丹田の左右の表面に２本あり、腰が開きながら移動します。以前の所属流派では「腰が転ぶ」と表現されています。相手の攻撃目標をずらすことができます。

・手刀と足は『薬指』を意識します。