ガレコレ [Garage Collection]
2021年11月12日(金)
新型コロナウイルスに関するまとめ #医療
 岩瀬は、インフルエンザを含めてワクチンの実行性に疑問を抱いています。天然痘撲滅の栄光が、判断を鈍らせています。もちろん、いずれのワクチンもある程度有効なのですが、評価に忖度が見受けられます。ワクチン接種率の向上を目的としていては、まともな評価は期待できません。分かっていても、歴史は繰り返されるものです。

 ワクチン接種で、体調を崩された方や、最悪亡くなられる方もおられます。ワクチン接種が第一ではありません。一に『不織布マスク・消毒(うがい・手洗い・除菌掃除)』、二に『意識』、三四が無くて、五に『水際対策』。『換気』『衝立』の効果はあると思いますが、『ワクチン接種』は番外と考えています。

 第五波はデルタ株が主流であり、海外では再燃の最中、日本でよく収束したなあと思えます。分析やシミュレーションすれば一目瞭然ですが、感覚的に判断しても、収束の最大原因はワクチンでもウイルス自滅でもなく、『不織布マスク・消毒』です。いずれの変異株にも対応できて、マルチな効果を発揮してくれるはずです。今回のワクチン接種は巨大実験としか思えず、その知見は今後の医学に活かされるのでしょうが、人類滅亡のシナリオを垣間見た感じがしています。



 また、『新型コロナ感染状況の指標』の改定内容は、不可解に思えてなりません。悪く言えば、煽って国民を恐怖に陥れてくれたのは『新規感染者数』の急増です。『医療ひっ迫度』は、遅れて変動するもので、ウイルス感染拡大に対する感度の良い指標にはならず、急速には改善されないにしても別の間接的要因が強いものです。総合的な指標として『医療ひっ迫度』を重視することは正しいのですが、目の前の危機を判断する指標としては不適です。

 なお、レベル0~4の区分にも疑問です。区分には、分布の谷や変曲点を把握することが重要です。レベル0の宣言は各自治体において誰にもできず、レベル0またはレベル1と表現することになるでしょう。レベル4におけるトリアージはレベル3でも行われます。レベル4はギブアップ宣言としか思えず、絶望感を与えるだけの区分は要りません。微細に区分したところで、どう運用に反映させますか? レベル4でロックダウンしても、ロックダウンそのものに効果は期待できません。赤黄青の3つのレベル分けが最善と考えます。ただし、青でも不織布マスク・消毒を必須とします。交通信号機が青でも注意して進む感覚を思い起こして下さい。



 三回目のワクチン接種の開始も進められていますが、リソースをつぎ込むところを間違っています。二回のワクチン接種者が大多数になり、このワクチンがどういうものか実体験されたことでしょう。

 ワクチンの精製・毒性・分解性には疑問が残ります。かつ、免疫機能はそんなに簡単なものではなく、下手すると、ウイルスに抗体が不適合にくっ付き構造が変化して『抗体依存性感染増強(ADE
 
[Antibody-dependent
 
enhancementent])』が生じたり、細胞を破壊し続ける暴走である『自己免疫』も起こり得ます。mRNAからDNAが複製されないとありますが、『逆転写酵素』の話であり、誰にも安全性を明言することはできません。ちなみに、PCR検査には逆転写酵素を使用しているはずです。

 発熱ぐらいは我慢するべきと考えるのは、愚かです。岩瀬は小さい頃からしばしば発熱して、小学校低学年で一度死にかかったことがあります。その発熱が元だろうなと思う小さな障害を自覚しながら、54歳の今も騙し騙し過ごしています。周りからは、そんな風にみてもらえないのですけどね。



 第二に『意識』を挙げましたが、世界と日本、日本の中でも都会と田舎では大きく異なっています。

with
 
コロナ ←→ zero
 
コロナ

 社会活動のことを考えると
 
with
 
コロナ
 
は落しどころのように思えます。しかし、岩瀬が住む高知県中芸地域は田舎で、zero
 
コロナが当たり前です。第五波が急速に収束したのは、恐れから、都会でも意識が
 
zero
 
コロナ
 
に傾いたためではないでしょうか?



 人の移動に単純に制限を掛けては、社会活動が衰えてしまいます。しかし、アクセルとブレーキを同時に踏むGo
 
Toシリーズには、論理的にも感情的にも税金的にも納得できません。じっと我慢するしかない人々を馬鹿にした愚策です。少しずつの回復で行きましょう。移動間や目的地におけるウイルス拡散防止が大切です。

 高い意識を維持することは難しいものです。都会が震源地となることから、ネットワーク図やクロマトグラフィーといった見せ方で、警告することを提案します。まあ、高知県中芸地域は、人の移動が単純なので簡単です。徳島県・室戸市方面から持ち込まれることは少なく、安芸市・高知市方面から持ち込まれる場合がほとんどです。指標ですが、デルタ株では、高知市で新規感染者が20人以上になると、中芸地域にも出ます。詳細に分析していませんが、高知市は、東京都の新規感染者数に相関が高いと感じています。

 ただし、11月22日(月)には、遍路が復調で、宿泊施設や食事処で混雑していました。順打ちで、24番札所最御崎寺からの止め打ち再開、バス遍路、車遍路を考えると、室戸方面からの感染拡大も考えられなくはありません。立ち寄る場所は限られていますので、そこでの感染防止対策を徹底していただければ良いと思います。

 日本国内のコロナ感染は下火になっており、第六波は国際線の飛行機・船が起点になると考えられます。国外からの水際対策を緩めるのは、経済配慮とはいえ、理に反しています。少しは知恵を絞ったらどうでしょうか?



P.S.
 
すでにデルタ株では当てはまらない発言もありますが、ウイルス学として聞いておくべき講義です。

広島大学【医学部】
SARS-Cov-2 新型コロナウイルスの生物学
2021/01/26 39分47秒
https://www.youtube.com/watch?v=INB2Mj_3_so
 
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