2021年11月10日(水)
[1066] 公開練習19時～＠ガレコレ店舗 #■合気道

　突き一教表押し倒しを練習しました。

① 初動の後半（攻防一体）
　相手が突きを出し始めるときに、相手の肘内側に対して下から外斜めに相同じ手刀を差し入れます。相手の腕が少し浮き、反動で自分の体が背面にずれます。

② 入身転体の前半（絡め）
 相手が突きを伸ばしてくるときに、手刀の親指を天に維持して、手刀を相手の腕に絡めながら、相手の表にて体を後ろ向きに捌きます。

③ 入身転体の後半（開き）
　相手が突きを出し切るときに、相手が突きの軌道を修正する分、体を開いて、相手の腕を巻き込むような形になります。

④ 手刀（向き、位置、反しのタイミング）
　体を前向きに戻して、相手の腕を親指の方向で攻めます。相手の腕を相手の眼が隠れる位置に押し上げて、最後に手刀を反します。

⑤ レ点の返しの前半（押し）
　相手の肘に反対の手の平を当て、両手刀により相手の心臓が動くイメージで、垂直に押します。動くイメージの部位が、相手の頭ではすかされ、相手の腰が入ると踏ん張られるか逃げられます。

⑥ レ点の返しの後半（抜き）
　両手刀の力を抜くことで、相手の体が無意識に戻ります。斜めに抜き、同じ方向には戻しません。⑤⑥の軌跡がレの字になります。

⑦ 飛び込み
　相手の腕を、水面に飛び込ませるように、やや前に落とします。相手の腕に対する前足がありませんが、相手の腕を『おひけえなすって』の位置に誘導しています。

⑧ つっかえ外し
　斜め前に出した相手の腕を、つっかえ棒を外すイメージで相手の体に戻します。戻す分量は、負角が基準ですが、状況により変わります。

⑨ への字落とし
　戻した相手の腕を斜め前に伸ばして、相手の体を前に崩します。相手の体と肩と腕で作るへの字が、書き出しの位置を留めながら書き終わりの位置を伸ばして、頂点である肩をへこませていきます。相手の手首を自分の腰に付けて固定しては、この動作が上手く進まないと考えています。

⑩ とどめ
　実戦では、相手の鼻っ面を地面にぶち付けます。